Blogしゃちょうのブログ

Redpearl DreamBox 3号車

2022.06.02

今日は6月2日です。
私事ですが、6月2日は結婚記念日で、結婚22周年になります。
色んなことがありましたが、子育てに仕事、そして、こんなダメな私を支えてきてくれた
嫁さんでもあり、店長に感謝しています。ありがとうございます。
5/28日、29日に富士山メッセにてふじのふもとの大博覧会が行われました。
このイベントは、れっどっぱーるにとって思い出深いイベントでして、
移動販売車の1号車が完成して、初めてのイベントでした。
当時は、農業の6次化が話題になっていた時で、苺農家が、移動販売車で
苺のデザートを販売するということで話題になり、テレビや、新聞社さんなどが来て
Redpearl DreamBox 1号車を大々的に取り上げていただきました。
その後、デザート部門で3度にわたりグランプリをいただき、
殿堂入りという名誉な賞をいただきました。

毎年、沢山のお客様が訪れ、色んな各地の美味しい料理を堪能していましたが、
御存じコロナの影響で、2年間開催されることはありませんでしたが、コロナも
治まりつつあるということで、3年ぶりに開催されることになりました。
2日間とも、天気に恵まれ、沢山のお客様にれっどぱーるの苺のデザートを
召し上がっていただきました。
とても忙しく、イベント開始から、終了まで行列がなくなりませんでしたが、
久々に、やり切ったという達成感を味わいました。

 

イベントと同じ日に、Redpearl DreamBox 3号車が全面塗装を終えて
会社に戻ってきました。ご縁を感じます。

(塗装前)

良い感じに仕上がりました。

こちらの3号車は、いまから、シールのラッピングに出かけます。
1号車のミニバージョンとして頑張ってもらおうと考えています。

(塗装後)

これからの夏、3台の移動販売車で、各地のイベントや、
お世話になっている店舗の前で販売させていただきます。
皆さん見かけたときは、暑い夏にぴったりの、苺のスウィーツを
召し上がってみてください。今期は、苺の量を増量して販売していきます。

こうして、れっどぱーるカラーの車が4台並ぶと可愛いです。
この夏も、皆さん宜しくお願いします。

追伸、6/1は、会社の皆さんの健康診断でした。
シーズンを乗り切った後で、疲れもたまっていると思いますが、
体が資本です。社員さんや、パートさん皆さんが元気でいてくれないと
美味しい苺ができません。人間も、1年に1度は、検査が必要ですね。

と言いつつも、検診の結果が、何ともなければいいなと祈っています。

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私は、静岡経営塾という経営者が集まる会で、毎月一回の勉強会に参加しています。
経営コンサルタントの杉井保之さんのもと、勉強していることをこの場を借りて、
書かせていただきます。本の感想文であったり、日々の生活の中で、感じたことや、
自分の幸せなどについて、書かせていただきます。
お付き合い宜しくお願いします。

 

「大事な苗づくり」

 

苺屋さんは、12月から5月までは、苺の収穫で忙しいけど、それ以外の時は何をしているの?とよく聞かれますが、
6月以降もやることはたくさんあります。
主な仕事としては、イチゴの苗の育成になります。
苺は種で増やすことができないので、ランナーというツルで増殖していきます。

 

この時期に気を付けることが、病害虫になります。外気温は高く、虫や、病気にとっては最高のよい季節になります。
今年は猛暑の為か、虫の発生が多く、ハダニ、ヨトウガの被害が多く出ています。
そのほかにも、アブラムシや、アザミウマ類、温室コナジラミなどがあり、一度防除しても、
どこからかともなくやって来て、なかなか退治するのが難しいです。
またダニなどは、卵から成虫になるスピードが速く、鼠算式にあっという間に増えていきます。
今のハダニは、薬への薬剤抵抗性も出てきて、なかなか退治できません。頭を抱える問題です。

病気といえば、うどん粉病と、炭疽病になります。
この炭疽病が厄介で、一株発生すると、どんどん広がって苗が枯れていきますが、
今年は今のところ発生していない状態です。
この炭疽病に感染しないためにも、1週間に一回の薬剤散布を行っていくのですが、暑いハウスの中での薬剤散布は重労働です。
でもこの薬剤散布が大切で、一株一株を観察しながらの散布になるので、病害虫の早期発見につながります。私の重要な仕事のひとつです。

農作物は苗作りが8割だと良く無くなったおばあさんが言っていました。
苺の果実はなくても、これからの時期はとても重要な時期になります。

本数的には、300本の親苗から、子苗を3万本に増やしていきます。
この苗を増やす作業がこれからの仕事になります。

その後は、苗の手入れになり、大きくなった葉を二週間に一度取り、
新葉に常に光が当たるように管理をしながら、1週間に1度必ず病害虫予防の薬散を行います。

ハウス栽培では、ハウスの周りにも気を配る必要があり、ハウス周りの雑草が虫たちの巣になってしまうために、
除草剤を使用して、ハウス周りはきれいにしておきます。

こうして一生懸命苗に手をかけ、観察して、やがて大きな苺が実ります。
これから、来季の苺シーズンに向けてお客さんに喜んでもらうために、
コツコツと地道に苗づくりを頑張っていきます。

本日も、最期まで読んでいただきありがとうございました。