2025.06.05
このこのブログは日々のれっどぱーるのハウスでの作業や、イベントの様子や、
私の感じたことや、経営について勉強したことなどを毎週木曜日に
アップしています。これからもよろしくお願いします。
皆様からの暖かいコメントもお待ちしてます。
2025.6.5
半年の苺の収獲も終わり、なんだか肩の荷が下りたようで「ホッ」としたいところですが、
既にハウスの中では来シーズンの支度が始まっています。
また0からスタートです。
新たな気持ちで取り組んでいこうと思います。
そんな新たな気持ちでスタートを迎える仲間を紹介したいと思います。
こちらM君です。
M君は1月から苺摘みのお手伝いとして土日だけれっどぱーるで働いてくれていました。
いつもニコニコしていて、とてもさわやかな青年です。
このM君が6月かられっどぱーるで社員さんとして働いてくれるようになったのです。
去年は若手の社員さんが2人辞めてしまい、今シーズンもどうなることかと思っていたのですが、
こちらのM君や、他のバイトの方の協力をいただきながら無事にシーズンを乗り切ることが出来ました。
そんなところにM君から社員として働きたいと申し出を受けて、
持ち前の素直さと、笑顔から我が社で頑張ってもらうことにしました。
私はまだまだ経営者としては未熟な人間で、1人の人を教育するという事に慣れていません。
今まで苺ばかり観察して育ててきたせいなのか、経営者として肝心な人を育てるという事に
力を注いできませんでした。そのため、若い社員さんが入社しても、力を伸ばせてあげられないというのが
私の欠点です。
今回新たにM君に入社していただいたことで、人を育てるという事を改めて勉強して
、会社の理念でもある「笑顔いっぱいのれっどぱーるらんどを創る!」に取り組んでいこうと思います。
6月1日には気持ちながらに入社式を行い、M君の仲間入りを皆で
喜びました。
M君これからよろしくお願いします。
一緒に成長していけたらいいですね。
私も、人として魅力のある人間を目指し、日々精進していこうと思います。
若い子に恥ずかしいところは見せられません。
自分の行動を律しながら、自分と言う鈍刀を磨いていきます。
苺の販売を5月24日で終え、しばらくお店を休ませていただきます。
その間に、半年間頑張ってくれたお店や、作業部屋、トイレ、
休憩スペースなどを、お店のスタッフさんで大掃除をしていただきました。
カフェスペースで使っていたテーブル椅子も綺麗に水拭きしていただきました。
ただ、テーブルの上を拭くだけではなく、
テーブルの土台の汚れまで綺麗にふき取ってくれました。
テーブル掃除の後はカフェスペースのワックスがけをしていただきました。
こちらも色んなデザートのシミなどがあったと思いますが、
皆さん一生けんに磨いてくれ、ご覧の通り、つやつやになりました。
このカフェスペースを作ってから約12年くらいが経つと思います。
ここの部屋にどれだけの人が立ち寄ってくれて、苺のデザートを召し上がっていただけたと
思うと、感慨深いものがあります。
この部屋ももともとは農機具小屋でした。
冬の寒い時に、デッキでソフトクリームを震えながら食べているお客様を見て
何とか冬でも暖かい部屋で、苺のデザートを召し上がっていただきたいという思いで、
農機具小屋をリホームして、今の状態にしていただきました。
ここも私たちの思いが詰まった場所です。
床も綺麗になりましたが、こうしてしみじみ見てみると時代の流れを感じます。
そんな思いの詰まった場所を綺麗にしていただき感謝しています。
最後にトイレになります。
ここのトイレにもいろんな思い出がありますが、一番苦い思い出は詰まってしまって
使えなくなってしまった時ですかね。さらに日曜日でした。
何処に連絡してもどうにもならず、お客様には多大な迷惑をかけてしまったことがありました。
また、亡くなった祖母がこのトイレを建設するときに反対され、
私が無理強情にトイレ建設を進めてしまったのですが、
その後、祖母がお客さんから「トイレを作ってくれてありがとう」と言われ、
喜んでいたのを思い出しました。
その思い出のトイレも綺麗に磨いてくれました。
スタッフの皆さん細かなところまでお掃除をしていただきありがとうございました。
これで夏営業がスタートするときにはピカピカのお店でお客様を迎えることが出来ます。
お疲れさまでした。
れっどぱーるでは苺の収獲が終わり、ひと段落するとお疲れ様BBQを行っています。
今年も苺の収獲が終わり、お疲れ様BBQを行いました。
今回はお疲れさま会ともう一つ、今まで一緒に頑張ってきたインドネシアから
特定技能できて、働いてくれていたジャニさんが北海道のすいか農家さんに行くために、
壮行会兼お別れ会も兼ねていました。
一番手前の女の子がジャニさんですが、
ジャニさんが日本に来たのは去年の4月になります。
4月に来て北海道の農家さんで働くことになり、一生懸命に働いて
皆さんの役に立ち、冬になって北海道では仕事が少なくなるからと、
11月かられっどぱーるに来て働くことになったのですが、
良く働くジャニさんは人気があり、北海道の農家さんから再度オファーが
あり、今回北海道に行くことになりました。
また11月に帰ってきてくれるという事ですが、海外から来て日本の農業のために
頑張る彼女たちには頭が下がります。一生懸命に生きるとは人の役に立ち、
人に喜ばれ、人に必要とされる。こういう事なのでしょうね。
写真が沢山あるので、写真でお楽しみください。
M君も参加してくれました。
この方も、参加?してくれました。
佐野部長が流しそうめんを支度してくれ、本格的な竹での流しそうめんに
M君も大喜びでした。
ちょうど用事があって寄ってくれたパートさんの子供たちも
加わり、初めての流しそうめんを楽しんでいました。
中々この竹での流しそうめんをする機会が無いので、
大人でも充分に楽しいです。
私もながれてくるそうめんを掴むのが楽しくてついつい食べ過ぎました。
音楽家志望のM君に無理やりお願いして、生演奏をしていただきました。
優しい声で、歌ってくれ、マダムたちに大人気でした。
こうして最後には皆で毎年恒のお疲れ様BBQが開催出来て良かったです。
皆さんの協力のお陰で、今シーズンも生苺の販売を終えることが出来ました。
お客様も大事ですが、スタッフも大事です。
皆が笑顔になれる場所を作っていくのが私の夢でもあります。
夢に実現のために、来期は働き方の見直しをしていこうと思います。
今シーズンも大変お世話になりました。
既にハウスでは来季に向けて苗づくりが始まっています。
来期も美味しい苺が提供できるようにスタッフ一同力を合わせて努力していきます。
皆様には心より感謝してます。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
富丘佐野農園株式会社 佐野真史