Blogしゃちょうのブログ

これでも梅雨???

2025.06.18

このこのブログは日々のれっどぱーるのハウスでの作業や、イベントの様子や、
私の感じたことや、経営について勉強したことなどを毎週木曜日に
アップしています。これからもよろしくお願いします。

皆様からの暖かいコメントもお待ちしてます。

2025.6.19

静岡県も梅雨入りし、ジメジメした梅雨空が続くのかと思いきや、
ここ2,3日は梅雨明けしたような暑さです。
今週のブログをこうして書いているのですが、先週の今頃は韓国にいたのかと
思うと日時の過ぎる速さを感じます。
韓国から帰ってきて気になっていたのがやっぱり苺たちです。
帰ってきて早々にハウスに行ったのですが、
出発するときよりも成長しているように思いました。

この苗たちは、実を成らせる苗ではなく、今から苗を増やしていってもらう苗たちです。
1本の苗から5本程度の苗を増やしていきます。
良ーく見てもらうと解かると思うのですが、
苗の元からツルが伸びているのが解るでしょうか?
このツルのことを苺業界では「ランナー」と呼ぶのですが、
苺の苗たちはこのランナーで苗を増やしていきます。
今、この場所に置かれて育てていますが、
後々違うハウスに移動して苗を増やしていきます。
この苗が元気でないと良いランナーが出てきません。
良いランナーが出てこないと良い苗にならないので、
この時期の苗の栄養状況も重要です。

既に苗育ての段階から、来期の苺の出来を左右する作業が始まっていきます。
やっと収穫が終わったばかりなのに、気が抜けません。
この苗育てが苺つくりの、重要なポイントになるのです。

また違うハウスを覗いてみました。

こちらの苗は、苺の実を成らせる苗になります。
ぱっと見ではわからないと思いますが、
れっどぱーるでは、2つの方で苗を育てています。
それはなぜかと言いますと、
同じ方法で苗を育てますと、同じ時期に実を成らせて、
同じ時期に苺の実が無くなってしまいます。
それでは、お客様にお渡しする苺も無くなってしまうという事に
なってしまうので、その状況にならないためにも、違う方法で苗を育てて
苺の実が成る時期をずらす目的で2つの方法で苗を育てています。

苺屋さんなのに、苺が無いという状況を少しでも回避したいと思い、考えた方法です。
工夫を重ねても、天候や、気候の影響で思い通りにいかないことばかりですが、
自分たちの努力で回避できることは回避しようという心意気で取り組んでいます。

これが自分たちの考え通りになった時が嬉しいし、「やったぜ!」と思う瞬間です。

私達が韓国に行っている間、苺たちの面倒を見てくれていた両親や、社員さん達に感謝です。
こうして、苺たちが元気なことが一番うれしいことです。
皆さんありがとうございました。

 

 

河口湖 旅の駅での販売

週末は山梨河口湖の旅の駅さんで2日間販売に行ってきました。
旅の駅さんでは、12月後半から、最終の5月下旬まで、苺の販売をしていただきました。
こちらの旅の駅さんなのですが、マイクパフォーマンスを副社長自らが行い
新鮮な野菜や、果物をアピールして売ってくれるのです。
売れる数も、びっくりするくらいの数を売ってくれます。
地元の方や、富士・富士宮の方もお買い物に訪れると思うのですが、
やはり、富士五湖と言えば、首都圏のお客様が多く、
私共のような田舎で商売をしているものにとっては
高級なお客様が多いところです。
今回、こちらの旅の駅さんが3周年を迎えるという事で、
賑やかになるようにと販売車で苺のデザートを販売させていただくことになりました。

青空が出たり、急に雨が降ったりと変な天気でしたが、天気が良くなると、
暑くなり、思っていた以上に苺デザートを買ってくださる方が多かったです。

今月入社したばかりのK君も笑顔でお客様に接し、少しづつ販売が慣れてきたようでした。
まだまだ若いので、恥ずかしさがあると思うのですが、積極的に声を出して
お客様に声掛けをしてくれました。

やっぱり、苺のデザートと言ったら、おじさんが売るよりも若い子の方が絵になりますね。
これから色んなところで販売してもらうことになると思いますが、
自分達が育てた苺を直接お客様に味わってもらう事の遣り甲斐を感じてほしいと思いました。

 

フィルム張替え!!

皆さんご存じかどうかわかりませんが、ハウスには透明なフィルムが張られています。
このフィルムにも寿命があり、何年か経つと張替えをしなくてはなりません。
私達が使用しているフィルムは3年で交換するタイプを使用しています。
今年がその張替えの年になります。
今までは社員さんと力を合わせて張っていたのですが、高所作業であったり、
他の作業の兼ね合いから、今年は張替えを業者さんにお願いすることにしました。

約10人の職人さんが来てハウスのフィルムの張替えをしてくれました。
フィルムにも寿命がありますが、基本的には破れなければ使えますが、
問題になるのが、大気中のチリやホコリ、杉の花粉などで、フィルムが汚れてしまうことです。
汚れたフィルムは太陽光を遮ってしまします。
そのためフィルムを定期的に交換するのです。
今では5年張っても汚れにくいというフィルムも出ていますが、
やっぱり、新品にはかないません。
新品のフィルムは透き通って、空を眺めると小さな飛行機が見えるほどです。
(勿論、3年も経ったフィルムでは飛行機は見えません。)
これも苺のことを思ってのことです。
良い苺を育てるには、太陽光が必須です。
綺麗な太陽光を浴びてもらい美味しく育ってもらう。その思いだけです。
全てはおいしい苺つくりの為なのです。

流石職人さんです。
高いところをひょいひょい歩いて作業をしています。
流石!

 

富士山をバックにはフィルムの張替え作業です。
この日は、とても暑く、職人さんたちも汗びっしょになって
作業をしてくれていました。
お疲れさまでした。

来期の苺つくりの準備がちゃくちゃくと進んでいます。
一昨年よりも去年、去年よりも今年と、栽培技術を高めて行ければと思います。
愛情をたっぷりと注ぎ、美味しい苺を育てていきます。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

富丘佐野農園株式会社 佐野真史

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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