Blogしゃちょうのブログ

海外留学生!!

2025.07.02

このこのブログは日々のれっどぱーるのハウスでの作業や、イベントの様子や、
私の感じたことや、経営について勉強したことなどを毎週木曜日に
アップしています。これからもよろしくお願いします。

皆様からの暖かいコメントもお待ちしてます。

2025.7.3

あっという間に7月になってしまいました。
梅雨真っ只中と言うのに、雨が少ないように思います。
このまま行くとまた水不足でおお騒ぎになりそうです。
それかこの先、一気にゲリラ豪雨なので一気に降水量が増えるようなことになるかもし
れませんね。
それにしても暑い。

色んな農作物の被害状況がテレビで放送されていますが、
今後の地球はどうなっていくのでしょうか?
お米も心配ですね。異常な暑さになると再び、コメの収穫量が減ってしまうかもしれません。
とはいっても、天気だけはどうにもなりません。
雨が降るのを待つしかないですね。

先月初旬の頃にはまだ小さかった稲も、今月に入り
大分大きくなりました。

風が吹くとザワザワ音を立てて稲が波立つように動いています。
稲は大きくなるのが早いです。あと2か月もすると稲刈りが始まります。
ほんと月日の経つのが早く感じます。

ハウス掃き掃除!!

苺の親苗の定植終わり、
大型ハウスの掃き掃除を行いました。
このハウスでは、親株を植えなければならない関係から、
掃き掃除を後に回していたのですが、
親株も植え終わったという事で、綺麗に障子をすることにしました。

収獲苗の片付けの時に落ちた葉っぱなどが、カリカリになって通路や、シートの上に散らかっています。
このごみを掃除していくわけですが、ハウスの中は40度近いです。
その40度近いハウスの中でほうきを使って掃除をするのですから暑くてたまりません。

休憩をしながら葉っぱやゴミを寄せていきます。
寄せた葉っぱや、ゴミを袋に入れて片づければ見事
なハウスに早変わりです。

い苺つくりで大切のことは病害虫を発生させないことです。
その病害虫の発生元がゴミや、雑草となります。
良いものを育てるには綺麗な環境が必須条件となります。
これでハウスの中が綺麗になりました。
今からこのハウスで、1万6千本の苗を育てていくことになります。
苺は苗8作と言って、苗の状況が今後の苺の収量に大きく影響してきます。
社員と力を合わせて良質な苗を育てて、来期も美味しい苺を皆様に提供できるように
努力していきます。

やっぱり、ハウスも綺麗な方がいいですね。

 

 

苗挿し!!

ハウスが綺麗になったところで、親苗から出ていたランナーを
ポリポットに挿していきました。
苺の苗の葉っぱは、今の時期では1週間に1枚のスピードで大きくなります。
先日親苗を植えたばかりだと思っていたのですが、
親苗から出ているランナーの子苗がみるみる大きくなり、
ポット受けすることになりました。

子苗をオレンジのランナーピンでおさえていくわけですが、
この小さな苗が半年後に苺を実らせることになると思うと、
まだまだ先は長く、手間暇がかかります。

 

この小さい苗から手を掛けて大きく育てていくので、私達にとっては
子供を育てるのと同じようなものです。
無事に大きくなってくれることを祈って1本1本丁寧に子苗を挿していきました。
まだまだ先は長いです‥‥。

 

 

 

海外からのお客様!!

れっどぱーるにも海外からの研修生や、お客様が増えてきました。
今回の研修にやってきた子たちは、
東京農大で勉強している海外の子たちで、俗に言う海外留学生です。
中には母国で博士号を取得した立派な青年がいたりと、
私の説明で良いのかと思うこともありましたが、
今まで自分が就農してから行ってきたことを全て話し、
質問に答えていきました。

東京農大の教授が通訳をしてくれ、学生の質問に答えていくわけなのですが、
鋭いところをついてくる質問が多く、手に汗握りながら、バリバリの日本語で
質問に答えていきました。

1時間も話していくと、お互いに緊張がゆるんできて
笑いながら話せるようになりました。
質問の後は現場に行ってハウスの栽培を見てもらいました。

韓国の学生が来るときも同じハウスを見学させるのですが、
やはり驚くのが水が綺麗なことです。
れっどぱーるでは富士山の湧水を使用しているのですが、
その水の綺麗さにどの国の学生さんもびっくりしていました。

ハウスでも沢山の質問を受け、皆さん興味津々で
苺の苗を観察していきました。

皆さんフードロスの事や、規格外品の使用方法について学ばれているようでした。
今後食料問題がおおきな問題になってくると思います。
気候変動や、温暖化の影響で今までと同じようには作物が栽培できなくなってくると思います。
その中で今ある物を活かし、有意義に使っていくことが求められてくると思います。
日本でも、コメ問題をきっかけに、今後の農業の在り方、食料の在り方を
議論してほしいと思います。
日本の農業も高齢化が進み、勢いはなくなってきていると思います。
今の世界情勢を見ても何が起きるかわからず、自国の食料は自国で生産するくらいのことをしていかなければ
いざとなった時に太刀打ちできなくなってしまうと思います。
そうなる前に何らかの形で、農業を後押しすることが必要だと思います。
ただ補助金をばらまくだけでなく、農家の生産意欲を高めて、良質なものを大量に生産する
仕組みを作っていく必要があると思います。
人間は食べなければ生きていけません。
先ずは食料の安定供給を実現するべきだと思うのです。
皆さんはどのようにお考えでしょうか?
私は何としてでも、今後強い農業を実現させていく必要があると思っています。

皆さんに私自身も学ばせていただきました。
ありがとうございました。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

富丘佐野農園株式会社  代表取締役 佐野真史

 

 

 

 

 

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