2025.07.23
このこのブログは日々のれっどぱーるのハウスでの作業や、イベントの様子や、
私の感じたことや、経営について勉強したことなどを毎週木曜日に
アップしています。これからもよろしくお願いします。
皆様からの暖かいコメントもお待ちしてます。
2025.7.24
7月の海の日の3連休も終わり、学校はいよいよ夏休みに入ったのでしょうか?
私も小学校の頃は夏休みの入ったばかりの頃が好きでした。
宿題は後に回し、とりあえず、思いっきり遊ぶ事ばかりを考えていました。
その頃は近所にも、同じ年ごろの子供たちがいたので、良く、
「今日は~ちゃんちで遊ぼう」
などと約束をして、色んな遊びをしたものでした。
今の小学生はどんな遊びをするのでしょうか?
最近では近所に小学生も減ってしまい、子供たちの姿を目にすることが少なくなってきました。
通学路を歩いていても、話しかけていいものなのかもわからず、
子供との距離感を感じています。
私も大人として挨拶はしていますが、この先、挨拶自体の価値観も変わってくるかもしれませんね。
とりあえず、苺屋さんのおじちゃんとして、元気に声掛けをしていこうと思います。
約3000本の親苗から1万3千本の苗に増やしました。
苗の本数が確保できましたが、まだまだ気を抜ける状態ではなく、
今は暑くて虫たちも病原菌も一番元気な時です。
これからは病害虫防除として薬剤散布を定期的に行っていきます。
苺の栽培がうまくいくか行かないかはこの後の病害虫防除に
かかっていると言っても過言ではありません。
病気も虫もいない状況で、10月まで苗を育てていくかが
ポイントとなります。
冬の苺が実る時に農薬を少なくするポイントは今からの予防にかかっています。
おもに、病気も虫も葉の裏に住み着きます。
なので、薬剤散布するときは葉の裏をめがけて薬を噴霧していきます。
薬の噴霧と同時に、1株1株を目で確認しながら、
苗の異変を見るようにしています。
この作業が結構なポイントになります。
苗の本数が確保できたので、この先の予防に力を入れていきます。
れっどぱーるでは現在ドッグランを建設中です。。
近年ワンちゃん連れのお客様が増え、サービスエリアなどでもドックランを目にするようになりました。
そこで、れっどぱーるでもワンちゃん連れのお客様にも喜んでいただこうと思い、
ドックランの建設を考えました。
駐車場が減ってしまうのも惜しかったですが、駐車場の1区画をドッグランとして使用することにしました。
どんどん良くなっていきます。
フェンスの支柱も立ち上がりました。
いよいよ完成です。
ワンちゃんの足洗い場もあります。
苺のデザートを召し上がっていただきながら、ワンちゃんとの時間を楽しんでもらいたいです。
使用方法などは後々ホームページで説明していこうと考えています。
新しい施設が出来上がりました。
沢山の方に喜んでいただけたら嬉しいです。
以前、おもうまい店を言うテレビの番組で、九州の「百姓うどん」店が取り上げられていました。
そのテレビを見ての感想文を書かせていただきましたので、良かったら読んでみてください。
「百姓うどん店 店主に学ぶ」
私は、たまたま食事をしているときに、途中から見始めたのですが、「世の中には凄い人がいるもんだな。でも俺はもうこんな元気はないかな。」と思って見ていました。一緒に見ていた嫁さんも一言「私もこんな店長さんとなら一緒に働いてみたいな。」と話していて、ちょっと(ムッ!!)としましたが、実際に私も(こんな店長と一緒に働いたら楽しいのだろうな)と思って見ていました。
その後、杉井さんから静岡経営塾のメンバーに「百姓うどん屋さんの再放送を見るといいよ」と教えていただき、私は再度ネットで動画を見ました。
2度目は最初から見ることになったのですが、見ていて胸が熱くなるものがありました。
もともと医者をしていた30代の青年がアルバイトとして働きに来るのですが、その指導ぶりが熱いのです。
目が真剣で、「いっちょやってやるぜ」と言う気迫を感じました。その気迫と熱量で青年はどんどん成長していくのですが、私はこの取材を見ているときに、剣道をしていた学生時代の自分のことを思い出しました。
私は勝ちにこだわるタイプだったので、どうしても勝ちたいのです。団体戦ともなれば自分だけが勝てば良いというものではありません。5人中3人が勝たなければチームは勝ちません。選手に選ばれた仲間たちも、調子がいい時もあれば、悪い時もあります。でも選ばれるだけの選手なので、力はあるのです。その力を試合でいかに発揮するかが勝負になります。大きい試合になればなるほど、緊張し、雰囲気にのまれてしまいます。そんな時に、仲間を励ます声掛けや、雰囲気作りが重要になりました。
チームメイトが試合に挑む時に
「お前ならできる。勝てる。相手が動く瞬間に面に飛び込め。絶対に出来る。最後には俺が何とかするから思い切りやってこい!!」
などと声をかけて送り出したものでした。気持ちが乗ってくると、気持ちの持ちようで、実力以上の相手にも勝ってきました。
その時は自分も熱く、真剣そのものでした。そんな自分とうどん屋さんの店主が重なって見えました。
そんな過去の自分を思い出だしたりしていたら、今の自分の姿がとても小さく見えてきました。
子育てもそろそろ終わるし、今まで一生懸命にやってきたから、そろそろボチボチやっていこうなどと、弱気と言うか、戦う気力も失せていたように思います。
そんな自分が段々と恥ずかしくなってきましたし、このままの自分でいいのか?このまま落ちていくだけでいいのか?と自分に問いました。
取材では30代の青年が初めてのことに挑戦しながら、成長していきます。
また、もう一人「いらっしゃいませ」を言わなかった10代のアルバイトの少年が1か月もすると大きな声で「いらっしゃいませ」と腹の底からお客様に挨拶しているのです。
そんな場面を見ていて、人を育てることの素晴らしさと自分に足りていないものが解りました。
今の自分に足りなかったものは、勢いと、常に挑戦し続ける心意気だと思いました。それが自分自身の魅力に繋がっていくのだと思いました。心のどこかで、挑戦することから逃げ、楽を選んでいた自分が見えてきました。そんな自分は力強さが無く、魅力のかけらも見当たりませんでした。
以前から杉井さんに社長が魅力的でないと会社は発展しないし、人も集まらないと教えてもらっていたのですが、どうしても自分の頭の中で、魅力と言うものを想像するだけで、実際にイメージを作るのが難しかったですが、今回百姓うどんの店主の取材を通して、人の魅力というものが何となく解ってきました。
人の魅力とは必死に挑戦する姿だったり、高みを目指す熱い思いだったり、人を信用して相手を応援する愛なのだと思いました。
まだまだ私の人生は終わりではありません。もっともっと人生の色んな景色を見てみたいです。そのためには自分1人でも挑戦し続ける覚悟をしなければいけないと思います。今までは良い苺を育てることに挑戦してきましたが、これからは強い会社を目指しながら、人材の育成に取り組むことが大事な時なのだと思いました。人材を育てるには自分自身がもっと魅力をつけ、学ばなければいけないと思います。
日々の仕事や、実生活の中で人に元気を与えられるような存在になり、自然と自分の周りに人が集まるように日々精進していこうと思いました。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
富丘佐野農園株式会社 佐野真史