2025.10.15
このこのブログは日々のれっどぱーるのハウスでの作業や、イベントの様子や、
私の感じたことや、経営について勉強したことなどを毎週木曜日に
アップしています。これからもよろしくお願いします。
皆様からの暖かいコメントもお待ちしてます。
2025.10.16
10月になり、やっと夏から秋に変わったと思ったら、急に寒くなりましたね。
この気温の変化は体に影響がありそうです。
皆さん体調を崩さないようにお気を付けください。
先週のブログで2号の別れの準備のことを書きましたが、
今週はいよいよ別れの時が来てしまいました。
私のブログを読んだ母親が私にこう言いました。
「トレーラと別れるのは寂しいけど、トレーラーだって、車庫にずっといるよりも、
賑やかな所に行って、また活躍できる方がいいんじゃないの?」
と私に言ってくれました。
私もそれもそうだなと思う様になり、また違う場所で活躍することを応援することにしました。
そしてもしかしたら、生まれ変わった2号車と同じイベントに出店することになるかもしれません。
それはそれで楽しみになってきました。

こちらの方が、ポレポレさんの社長さんです。
新しいオーナーさんです。この2号車で米粉のベビーカステラを販売します。
ひとまず、お知り合いの車屋さんで、内装から塗装まで心機一転
改造に入ります。
どんな感じになるか今から楽しみです。

奥様も一緒に4人で写真を撮りました。
このデザインの2号車とも今日でお別れですし、見納めになります。
そんなことを考えていたら、今まで1号車から4号車までの集合写真を撮ったことが無いことに気付き、
急遽、れっどぱーるドリームボックスの集合写真を取ることにしました。
最初で最後の集合写真。
よくもここまで作ったなーと感慨深いものがありました。
名前の通り、「れっどぱーるドリームボックス」
私達の夢を運んで各地で、活躍してくれました。
1号車を作った時には4号車まで作るようになるとは思いませんでした。
私達の夢を形にしてくれたのがこの車たちです。
改めてこうして見てみると、色んなことが思い出されます。
夢を求めて東京に通い、初のカプセルホテルにも泊まりました。
大雨の中でも販売しびしょ濡れになり、風を引いたこともありました。
長蛇の列になり、隣の出店者さんからクレームをいただいたこともありました。
とにかく知名度を上げるために、人が集まるところに出向き、色んなところで販売してきました。
その根本に合ったものは、
「私達が一生懸命に育てた苺を一人でも多くの方に味わってもらいたい。」
「富士宮にれっどぱーると言う苺屋があることを沢山の方に知ってもらいたい。」
この思いだけでした。
私も若かったです。

小さくなっていく2号社を見届けましたが、涙が込み上げてきたのは
言うまでもありません。
新しくお化粧をしてまた会いましょう。楽しみにしてるね‥‥。
今までありがとう・・・・・。涙
今我が社に研修生が来ています。
21歳の女子学生です。
磐田にある環境専門職大学(旧県立農林短期大学校)の学生さんです。
私は県立農林短期大学校を卒業しているので、後輩と言えば後輩になるのかもしれませんが、
私が在学していたころは2年の短大でしたが、今では2年制と4年制の大学に変わりました。
その大学のカリキュラムの一環で、法人経営をしているの農業経営体に1か月半ほど研修を受けることが
決まっています。
(ちなみに私の頃は、2か月間農家さんの家に住み込みで研修を受けさせていただきました。)
期間は10月上旬から11月中旬までです。
ちょうど苺の苗の検鏡をする時だったので、苗の検鏡もしていただきました。

苺の成長点を見たことはあるようでしたが、自分で検鏡するのは初めてだったという事で、
やり方を教えながら検鏡していったのですが、流石若いという事もあって、
覚えるのが早く、すぐに出来るようになりました。これにはびっくりしました。
今マルチかけをしているのですが、ハウスの中の果てしなく続く
苺たちを見て、気が遠くなったそうですが、コツコツと真面目に作業してくれました。
今週末には一緒に販売に出かけようと思っています。
いろんな経験をして、今後の進路の選択に役立てていただけたら嬉しいです。
これから11月中旬まで宜しくお願いします。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
富丘佐野農園株式会社 佐野真史