Blogしゃちょうのブログ

朝のごみ拾い

2022.03.17

3月に入り、朝明るくなるのが早くなってきました。
私は、毎朝6時に家を出て近所の氏神様でお参りをし、ご先祖様のお墓参りに行く
のですが、先月までは歩いていても見えなかったものが見えるようになってきました。
そうです。道路に落ちているゴミです。
見えないことをいいことに、今までは、ごみを見つけても見て見ぬふりをしていましたが、
段々それも出来なくなってきました。
朝のスタートを良いものにするためにも、朝の散歩のときに、
ごみを拾うことにしました。
拾ってみると、沢山のごみが落ちていることに気づき、びっくりしました。
朝からのごみを拾うことで、自分の心も少し綺麗になるような気がしました。
朝のごみ拾い、当分続けてみようと思います。

 

 

 

「人との出会い 2」

 

先週のブログの続きになりますが、人生の分かれ道には、必ずと言っていいほど人との出会いがあると思います。
私の人生を変えていった方々の続きになります。
4人目は、農協を辞めてからになりますが、地元でも有名な 「井出種畜牧場」の井出社長さんです。
井出社長さんは、私が農協を辞める15年以上も前から個人で牛乳を生産、販売、加工に取り組まれていて、
何か困る事があると相談をしに行きました。

最初生の苺だけを売る苺の直売所としてスタートしたのですが、
「お前らは海の家か。商売は一年を通してやらなければだめだ。」
と言われ、必死になってどうやって一年を営業させるか考えました。

東名のサービスエリアで販売するチャンスを頂き、[売る]事を勉強させて貰いました。
生産することしかしてこなかった私は、この体験が基礎となり、
どうしたら自分たちの商品が売れるかを考えるきっかけになりました。
この方がいなかったら今のれっどぱーるの商品アイテムはないかもしれません。

難しい課題を出され、家族一丸となって挑戦してきました。
社長の口癖は、
「最終的に やるか やらないか 。YESかNOかだけだ。」
「やってだめなら辞めればいい。」
「土地なんて守ってどうするんだ。それよりやりたい事をやれ」
「一生懸命やってだめならしょうがない。そうなったら墓に入った時に先祖に謝ればいいんだ。一生懸命やる事が大事だ。」

社長の印象に残っている言葉です。
今でも迷うと社長に会いに行き、エネルギーを頂いています。

5人目は、経営コンサルタントをされている杉井さんです。
杉井さんとは富士農林の経営セミナーで2度お会いしていますが、1度目は、2012年。
私がれっどぱーるを立ち上げ、必死になって、がむしゃらに突っ走っていた頃になります。
経営セミナーで杉井さんの講義を聞いたのですが、当時の自分にはレベルが高く、内容も理解できませんでした。

ただただ、何とかして苺を売らなければいけない時で、
人のアドバイスを聞いて理解する余裕もなかったように思います。
この時の事で、覚えているのが、最後の経営計画の発表の時に、
杉井さんから、
「夢が小さいね。」
と言われたのを覚えています。ハガキも頂きましたが、それきりになってしまいました。

2度目は、2017年です。
少しずつ知名度も上がり、苺が売れるようになり、事業もやっとの事で、軌道に乗ってきました。
2015年に法人化し、1期、2期と黒字で終える事が出来ました。

(やっとここまできた。)と思った瞬間に体の力が抜け、目標が見えなくなってしまいました。
(これからどこへ向かへばいいんだろう。)
(自分は何をすればいいのだろう。)
と迷い始めました。

そんなときに机の中に杉井さんの著書でもある
「成功する人 成功しない人」
があり、もう一度読み直したのがきっかけで、杉井さんの話を聞きたいと思うようになりました。

セミナーを開催している農林に問い合わせをして、杉井さんが富士農林で経営セミナーをやると知り、
講演だけでも聴きたいと思って、参加させて頂きました。
そこから杉井さんとの距離が縮まっていき、色んな事を学ばせて頂く事になりました。

 

杉井さんも井出社長も愛情を持った優しい方々です。
時には厳しく、時には親身になって相談に乗ってくれ、私にとっては人生のお手本です。
お二人共、何もない所から道を切り開いてきた方々ですので、
心の苦しみや、色んな大変さを全部を解っているのだと思います。
そして、とても御自身に厳しいです。
お二人からは今もなお沢山の刺激を頂き、勉強させて頂いています。

最近、色々な出会いや別れがありますが、出会いは必然だと思います。
あるタイミングで出会うべくして出会っているように思います。
これからも沢山の方との出会いがあると思いますが、与えられたご縁だと思って、
人とのつながりを大事にしていきたいと思います。