Blogしゃちょうのブログ

今シーズンも苺さんありがとうございました!!!

2025.05.28

このこのブログは日々のれっどぱーるのハウスでの作業や、イベントの様子や、
私の感じたことや、経営について勉強したことなどを毎週木曜日に
アップしています。これからもよろしくお願いします。

皆様からの暖かいコメントもお待ちしてます。

2025.5.29

田んぼの稲が日に日に大きくなってきています。

上の写真がゴールデンウィーク後

下の写真が5月中旬

そして下の写真が本日撮った写真です。

稲の本数も増えてきてた田んぼの緑が濃くなってきました。
毎回書いていると思いますが、今年の米の作で、米騒動が
おさまるといいですね。

農業新聞などによりますと、全国的に米を増産したようです。
今こそ日本の米農家の実力をみせてもらいたいですね。
しかし、日本の怖いところは物が少なくなり、沢山作ると物が溢れます。
そうすると、暴落が起きるのです。暴落すると農家がやる気を失ってしまいます。
今まで、その繰り返しをしてきました。

ものがあってもある一定の価値で、お米を買っていただきたいし、
スーパーや米屋さんでもコメの安売りはやめていただきたいです。
米が高ければ米農家は減りません。
逆に増えていきます。

食べるものが無くなったら、日本の国民は生きていけません。
もう一度、食のことについて考えていただき、
農家が安定生産を行える対策をしていってほしいものです。
荒れた農地をもとに戻すには時間がかかります。
中間搾取を無くし、農家が儲かる時代が来るといいなと思いました。
そうしないと国産の食べるコメが無くなっていくと思います。
自給率を上げるためにも日本の米農家の強化が必要だと思う様になりました。

 

 

苺さんご苦労様

5月25日を持ちまして今シーズンの苺の販売を終了させていただきました。
毎年、終わると今年も早かったなと思うものですが、今シーズンは特に
早く終わったような感覚でした。年の関係もあるのかもしれませんが、
気付くと5月25日だったというような感じです。
本日最後に残った苺の苗を刈り取ったのですが、
感慨深いものがありました。
毎年の事なのですが、苗の刈り取りの時には
「今年も沢山苺を実らせてくれてありがとう」
と心で伝えながら、苗の刈り取りを行いました。

苗を刈り取り、苗を運び出したところは緑もなく
寂しいですが、またここからスタートです。

ここをまた緑にしていくわけですが、気の遠くなるような話ですが、
それが私たちの仕事なのです。
来期に向けて0からのスタートです。

インドネシアから働きに来てくれているジャニ(上)メリ(下)です。

メリはこれからもれっどぱーるで苺の苗を育てていくことになりましたが、
ジャニは、去年お世話になった北海道のメロンや、スイカの生産農家に
行くことになりました。二人とも良く頑張ってくれます。
頑張ってくれるからラブコールがあるのです。
私も、必要とされる存在を目指していこうと思いました。
ジャニ、北海道でもがんばってね!!
そして冬にはまた戻ってきてね。
待ってます。

2025年ふもと博

5月24日、25日の2日間富士市のふじさんめっせにて「富士の麓の大博覧会」
が開催されました。

以前にも書かせていただいたと思いますが、このふもと博は思い出深いイベントです。
それはベンツの1号車を作った時の初出店イベントがこのふもと博でした。
当時はイベントになれていなく、お客様を大分待たせてしまい、
お隣の出店者さんからクレームをいただくほどでした。
それだけお客様の数も多かったですが、このイベントを機に
れっどぱーるのキッチンカーが活躍しだしました。

このふもと博では、以前投票制による、グルメコンテストがあって、
このグルメコンテストに3回選ばれると殿堂入りとなり、
マスコミなどに大きく取り上げられました。

れっどぱーるでも、ヨーグルトスムージーが3年連続で
グランプリとなり、デザート部門での殿堂入りを果たしました。
当時は出店者も多く、3回グランプリを取ることは結構難しかったです。
今思えば、3回グランプリを取り、殿堂入りしたことで、苺デザートの勢いが
ついてきたように思います。
それだけこのふもと博への思い入れが強いです。

と言うわけで、今年のふもと博での挑戦は、4号車のデビューでした。
1号車がデビューして15年。
世代交代ではないですが、私は思い出深い子のふもと博で4号車をデビューさせたいと
去年から考えていました。

どうですか。この存在感。
思いが詰まった一台に仕上がりました。

販売開始から沢山のお客様が来てくださいました。

この光景を見てホッとしたのと同時に、15年の歴史を受け継ぐ
姿に一人で感動してしまいました。
苺スムージー
ミルクスムージー
ヨーグルトスムージー
シャイブベリー
これらの商品は15年前から変わっていません。
使っている苺の量は変更していますが、ほとんど15年前のままです。
シンプルに15年もの間、同じものを売り続けるのも凄い事だと思いましたが、
シンプルで、本物だからこそ、何も変えなくてもここまでこれたのだと思いました。
苺スムージー1筋15年。何か歌になりそうですね。

新しく仲間入りしたM君も笑顔で頑張ってくれました。

私はと言うと、
何と私もふじさんめっせにいました。
何処にいたかと言いますと、
ふじさんメッセの展示場内です。

展示場内では、フローズンパーティーと題された
アイスの販売会が行われました。
そこに、3号車で苺ソフトの販売をしていました。
初日には、長女の桃佳が私のお手伝いに来てくれました

既に社会人として働いていますが、人手不足の状況を見て
手伝ってくれました。
優しい子に育ってくれました。(笑)

という事で、今年のふもと博では、
4号車の初お披露目と、3号車でのソフト販売の
ダブルで特別なイベントになりました。

1か所のイベントで、2台の販売車で販売することは滅多にないと思いますが、
これもまた忘れられないふもと博での思い出が1つ増えました。
とても楽しいイベントでした。

 

 

 

ここから先は、私が参加している経営塾で勉強したことを書かせていただきます。
今日は、研修で行ってきたトイレ掃除についての感想文を載せさせていただきます。

 

 

 

静岡経営塾 トイレ掃除」   富丘佐野農園株式会社   佐野真史

先週末は下部ホテルさんで、静岡経営塾が行われました。経営塾の内容としては、土曜日の午前中にトイレ掃除を行い、土曜日午後から次の日の日曜日にかけてMG研修を行いました。
私は、経営塾のトイレ掃除は2年振りになります。
2年前のトイレ掃除に参加した時も場所は下部ホテルさんでした。

京丸園の鈴木厚志社長がリーダーとなってトイレ掃除が始まりました。
限られた時間の中で、どれだけ効果を出すかが試されます。ここでリーダーの力が試される訳なのですが、厚志さんは、テキパキと指示を出し時間を有効につかうとはこういう事なのだと、実践から学ばせていただきました。
私は女子トイレの洋式トイレを任されたのですが、このトイレ掃除は素手で便器を綺麗にしていきます。素手の方が、細かな所の汚れや、ぬめりなどが解り、細部まで綺麗にできます。最初に参加した時はこの素手でトイレを掃除することに抵抗がありましたが、自宅のトイレの掃除をやり続けてきたこともあり、素手でのトイレ掃除も何の抵抗も無くなりました。継続は力なりと言いますが、慣れるものですね。

集中してトイレを掃除していたら、過去のことを思い出してきました。

2年前の下部ホテルのトイレ掃除のときには、「れっどぱーる」から若手社員さんが2人参加して、トイレ掃除の研修を受けました。2人とも真面目にゴシゴシとトイレを磨いていたことを思い出しました。
その2人は今、退職してしまい、ほかの企業さんの所で働いています。
2人はきっと新社会人になり、右も左もわからないながらに、これからの社会人としての人生に胸を躍らせていたかもしれません。それが退職と言う道を選択させてしまったのが事実です。
私は一人でトイレを磨きながら、彼らに対して申し訳なくなってきました。
人生をかけて我が社を選んでくれたのに、彼らに夢を与えられなかった自分が情けなくなりました。
(今どこで何をしているかな?どこを改善すれば良かったのかな?これからの自分に出来ることは何かな?)などと色んなことが浮かんできました。

やる気のある社員さんを失ったことの大きさをトイレ掃除をしながら感じました。
失ったものは戻ってきません。

ダメな自分を受け入れてまた前に進むしかありません。

同じことをしていても同じことの繰り返しになってしまうので、この苺が終わるタイミングで、今の労働条件や、賃金形態などを見直そうと考えています。
色んなことを見直すことも必要だと思いますが、会社は経営者の投影であると教えていただいています。今の会社の状況は自分の姿だと思っています。自分の至らないところが形となって表れていると思うので、これから、自分自身の在り方を見つめ直そうと思いました。
まさか、トイレを掃除していて、辞めていった社員たちの顔が浮かんでくるとは思ってもいませんでしたが、彼らに対する懺悔の気持ちが自分の中にあるのだと解りました。

そんな気持ちにさせてくれたのもトイレ掃除のお陰です。トイレに感謝し、細かなところまでゴシゴシ磨いてきました。トイレは磨けば綺麗になっていきますが、私の人間性は磨いても磨いてもあまり綺麗になりませんが、諦めることなく、磨き続けていきます。

トイレ掃除は自分と向き合うことに繋がるのだと思いました。

 

 

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