Blogしゃちょうのブログ

今日から9月

2022.09.01

今台風11号が、沖縄などで猛威を振るっています。
異常気象の影響か、各地で大雨による水の被害が出ています。
また海外では、干ばつによる影響から池の水がなくなってしまうな地域もあるようです。
日本だけではなく、世界中で気候変動による影響が深刻な問題になってきています。
果たして、私たちの住んでいる地球はどうなってしまうのでしょうかね?
この先が心配になります。

れっどぱーるの周りでも、秋の訪れを感じさせてくれるものがあります。
それは稲刈りです。何度かこのブログでも稲穂の様子をアップさえていただきましたが、
いよいよ稲刈りのシーズンに突入しました。ちょっと前に田植えを行ったばかりだと
思っていましたが、気付くと稲刈りです。時間の経過の速さを感じます。

いよいよ始まったばかりの稲刈りですが、一番早く今年の新米を食べている
のはこの方たちかもしれません。

私が田んぼの近くを通った瞬間に、沢山のすずめたちが飛び立っていきました。
やっと刈れる頃になり苦労も報われる時が来たなと思いましたが、農業は自然との
戦いであり、自然との共存で成り立っているものです。
なかなか思い通りにいかない現実を見てしまいました。
天気さえよければ、9/3.9/4は近くの田んぼで、稲刈りが盛んにおこなわれそうです。

ハウスの中では、苗が着々と大きくなっています。苗の写真を撮ろうと思いましたが、
これと言って変化がなかったので、苗の写真はやめて、最近の色んな写真を載せてみますね。

こちらは、苗の葉っぱを食べてしまうヨトウガの幼虫です。
生まれてどのくらいたっているかわかりませんが、苺の葉っぱを
むしゃむしゃ食べてしまいます。黒く見える点は、排泄物です。
ちょっと気を抜くと、大発生してしまいます。
このような害虫を薬剤散布などで防除しています。

次に、白い服を着た新入社員さん登場です。
毎週欠かさずミツバチのお世話をしてくれています。

今回、無理を承知で、女王バチの写真撮影を試みました。
本人たちは、黄色の手袋をしているため、写真は撮れません。
となると写真を撮れるのは一人しかいません。
そうです私です。ミツバチの巣に出来る限り近寄り、
女王を写真に撮りました。
解りますか?

あかい〇に囲まれた蜂が女王バチです。
特徴は、働きバチと比べて、おしりというか、おなかが、働きバチよりも
長いです。この中にたくさんの卵が入っているそうです。
そして、羽が短いです。
この女王バチを担当の社員さんたちはいるかいないかを確認しています。
最初は、探すのに時間がかかっていましたが、今ではあっという間に見つけ出し、
巣の手入れをしています。慣れるってすごいですね。

次に、ハウスのメンテナンスをしてくれている佐野部長です。
先日、ご自身で電気工事士の資格を取得し、さっそくハウス内の散水タイマーと
電磁弁の配線をしていただき、自動でハウスの中に水が撒けるようにしていただきました。
どんどん新しいことに挑戦していく社員さんたちのお陰で、新しい事にも
取り組みやすくなりました。

 

8/27日に行われたアスルクラロ沼津の出店の様子です。
相手チームが、神奈川のSC相模原ということもあり、相手チームの
応援のお客様も多く、試合開始2時間前には、沢山の方に苺のデザートを
お買い求めいただきました。

担当は、佐野部長と山地さん。二人息を合わせて頑張ってくれました。
地道な皆の頑張りで、試合のたびに購入してくださる
サポーターさんもいるようです。
沢山の方々に喜んでもらえると嬉しいです。

 

若手社員さんが仕事が終わって趣味のテニスの場面です。
元気に走ったり、喜んだりしている姿を見て、
若いっていいな…。と感じた瞬間でした。

 

若者たちのパワーに刺激を受け、一旦休憩していたロードバイクに乗り始めました。
若者に刺激を受けたというよりかは、最近の体重の増加を受けて、
ダイエットのために走り始めましたが、以前のようにはなかなか体重が落ちなくなってしまいました。
これも年をとった証拠なのでしょうか?
仕事も終わり、食事の前に乗っています。大体、10キロ~15キロをロードバイクで走るようにしています。
岩本山からの第2東名の写真です。

自分の体力を試すために、8/29(月)に、時間を作って田子の浦港までサイクリングに行ってきました。
以前は、3時間ほどで帰ってこれましたが、一旦休んでしまうと体力も落ちてしますものですね。
何回も休憩をしながらのサイクリングでした。

岩本山を越えて富士市に入りました。

目的地の田子の浦に到着し、横になって休憩していると
海に居そうもない若い二人がやってきました。

結婚記念の写真でしょうか?
幸せになってほしいですね。見ているだけで、こちらまで幸せな気分になりました。

目的地の田子の浦まで無事に到着し、富士宮まで上り坂です。
既に足が痛くなってきましたが、誰にも迎えに来てもらえないので、
しばらく海を眺め、体を休め帰ることにしました。

途中、田子の浦漁港で特産の釜揚げシラスと、生シラスの
ミックス丼を食べて帰ってきました。

 

今週は、蜂の説明から、イベント報告、れっどぱーるテニス部、私の
サイクリング話になってしましましたが、1週間の出来事として
今回は終わりにさせていただきます。
これから気温も下がり、お出かけしやすくなりますね。
コロナのこともありますが、その時その時の美味しいものを食べたり、
景色を見ることは、幸せなことですね。

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私は、静岡経営塾という経営者が集まる会で、毎月一回の勉強会に参加しています。
経営コンサルタントの杉井保之さんのもと、勉強していることをこの場を借りて、
書かせていただきます。本の感想文であったり、日々の生活の中で、感じたことや、
自分の幸せなどについて、書かせていただきます。
お付き合い宜しくお願いします。

 

 

「親孝行」

 

私が、農業を始めるきっかけとなったのは、短大時代に先進農家さんに研修に行き、儲かる農業を見てきた事もありますが、もう1つきっかけがあります。
それは“自分が就農することによって、両親を楽にさせてあげたい。”と思った事です。
小さい頃から、朝早くから暗くなるまで働き、休みもほとんどなく働いている姿を見ていて、
自分が就農することによって、手数が増えて、少しは休ませてあげられると思って就農をしました。

そう思って就農してから早いもので、27年が経ちました。
実際はどうでしょうか?
楽をさせてあげるどころか、第一線でまだバリバリ会社のために働いて頂いています。
ほんと良く働いてくれる両親に感謝しかありません。

最近では、段々と考え方も変わってきて、一緒に仕事が出来るのも幸せな事だと思えるようになってきましたし、
お客様のため、会社のためにと、あちこち痛いと言いながらも、元気に働いてくれているので、
やって貰えることは遠慮しないでお任せするようにしました。

この状態から、仕事を取り上げる方がかえって良くないと思うようになり、
何かをしていただいたら気持ち良く「ありがとう。助かったよ。」と伝えるようにしています。

両親も「ありがとう」と言ってもらえると嬉しいようで、ニコニコしながら働いてくれます。
まだまだ私が頼り無いので、引退できないのかもしれません。

しかし、両親も年々歳を取り、いつまでも元気ではないと思うので、
引退のことも視野に入れて、会社の運営も考えていかなければなりません。
今両親が元気なうちに、苺栽培のノウハウを社員さん達に伝え、栽培技術を確立させたいと思っています。

れっどぱーるは、法人化したと言ってもまだまだ家族経営に、少し毛が生えたようなものです。
ここから会社として成長していくためにも引き継ぎの準備を早めに進めていこうと思っています。

親孝行と言えるような事は何もしていませんが、
「ありがとう」や、「ごめんなさい」は素直に伝えるようにしています。

あと何年一緒に仕事できるか解りませんが、自分たちのやりたい事をやりきって貰いたいです。
その手伝いをするのが私の役目であり、親孝行につながるのかな?と思います。

いつか別れが来ますが、その時に思い残すことが無いように、
はがきを書いたり、沢山の「ありがとう」を伝え、優しく接していこうと思います。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。