Blogしゃちょうのブログ

猛暑

2022.08.04

先週までは雨が多く、梅雨が明けたのか、まだ明けていないのかわからないような
天気でしたが、8月に入り、一気に猛暑となり連日うだるような暑さが続いていますが、
皆さん体調を崩されていませんか?
巷ではコロナが大流行して、感染者数もかなりの数になってきています。
体調管理だけは、気を付けてください。

今週のハウスの様子ですが、
コツコツとランナー(ツル)を伸ばし、苗挿しをしてきましたが、
苗から根っこが出てきて、いよいよ自立の時が来ました。
ランナーの切り離しを行います。

今まで、このランナー(ツル)によって、親株から栄養を貰っていたのですが、
一本の苗として、頑張ってもらうために、親からの栄養を断ち、自分の根っこで
成長していってもらいます。
人間で言ったら、へその緒を切るようなものだと思ってください。
この切り離しによって、子苗は、自分で大きくならなければいけなくなり、
根っこを伸ばし、自分で生きていこうと大きくなっていきます。
人間と同じですね。
このことを苗の切り離しと言います。

一株一株ランナーを切って黒いトレイに入れていきます。

切り離しした苗をパネルの上に並べていきます。

この状態で、9月の下旬まで手入れをしていきます。
切り離しをしてしまうと、親株からの栄養を貰えなくなるので、
これから毎日、この苗たちに水を与えるのが1つの仕事になります。
水を与えないと枯れてしまいます。
また、一週間に一枚の葉が出てくるので、定期的に葉っぱを
取り整理していきます。
このポット苗は、1万本支度しました。

まだ、急にランナーを切られたばかりで、しおれていますが、
日が経つごとに、しっかりとしてきます。
このようにして、苗を増やしていきます。
ここからは、病気や、虫との戦いになっていきます。
定期的な薬剤散布をすることによって、
病気を未然に防ぐ取り組みをしています。

 

れっどぱーるでは、まだ育てているものがあります。
こちらです。

ミツバチです。
そんなにたくさんの量ではありませんが、
苺の交配に使ったものが、元気がよく、子供たちを生み、
数が増えてきています。
この写真は、若手の社員さんが、女王バチを探しているところです。
こちらの社員さんは、二人とも生き物が好きで、積極的に観察をしてくれます。
好きなものだけに、どんどん工夫して、蜂の管理をしてくれています。
来期には、活躍してくれることを楽しみにしています。

暑いハウスの中で、先の仕事を見つけ行動したり、販売に行ったり、
蜂のお世話をしたり、いろいろなことに一生懸命に取り組む
若手の社員さんを見ていると、自分ももっともっと頑張らなければと、
エネルギーをいただいています。
自分が今まで培ってきたことを全部伝えていこうと思います。

今日も販売に行ってくれた社員さんにも感謝ですね。
暑いところありがとうございました。

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私は、静岡経営塾という経営者が集まる会で、毎月一回の勉強会に参加しています。
経営コンサルタントの杉井保之さんのもと、勉強していることをこの場を借りて、
書かせていただきます。本の感想文であったり、日々の生活の中で、感じたことや、
自分の幸せなどについて、書かせていただきます。
お付き合い宜しくお願いします。

「集中内観」

私は、2020年の6月の中旬に御前崎にある静岡内観研修所で一週間の集中内観を体験してきました。
まず最初に集中内観とはどういうものかを説明したいと思います。
内観とは、自分を客観的にみるための方法です。内観は、吉本伊信(1916~1988)さんによって開発された自己探求方法で、
宗教色を廃し誰でも簡単に自己訓練できるよう構成された精神修養法、心理療法です。

昔は、断眠、断水、断食ということでやってきたそうですが、そういう苦行的な色彩を取り除いて、
むしろ、自己洞察という方面で『自分自身を見つめて、反省する』という方法に重点を置き、
誰にでもできる、大衆向けのような方法に改良したのが現在の内観です。

精神医学・心身医学・心理学・矯正教育・産業界・学校教育などの幅広い分野での研究や実践が活発に行われています。

1978年には日本内観学会が結成され、以来毎年全国大会が開催されています。
また、日本文化から生み出された自己探求法として海外でも行なわれ、
1991年より国際内観学会が3年毎に開かれ、ヨーロッパを中心に内観は国際的な広がりを見せています。

 

内観の目的

内観の目的は、いかなる逆境に遭っても感謝できる喜びの心境に辿り着くこと。

 

内観の方法

研修所に7日間宿泊して研修する集中内観と、日常生活での日常内観があります。
私が今回体験してきたのは、7日間宿泊研修の集中内観です。
集中内観というのは、7泊8日、朝5時に起きて5時半までに掃除、洗面、そして夜9時まで1か所に座って内観をしていきます。
部屋の隅に屏風を立てて畳半畳の空間に入り、トイレ・入浴以外席を立たない、一日3食運んでくださる食事もその中で頂きます。

テレビやラジオの視聴、読書、他の人とのおしゃべりは厳禁。
緊急の用事以外は電話も厳禁です。研修中携帯電話は預けます。

 

  • 一番最初に母(または母親代わりの人)に対する自分を調べていきます。
  • お母さんからしてもらったことは何ですか?
  • お母さんにして返したことは何ですか?
  • お母さんに迷惑かけたことは何ですか?

この3点について具体的な事実を調べます。

 

  • 調べるのは年代順で、子供のころから現在までを数年ずつに区切り、上3つの3項目に絞り具体的な事例を、
    その時の自分の気持ちや相手の気持ちを考えながら『事実』を思い出していきます。

 

  • 1~2時間おきに、3~5分間の面接があります。

面接者:「この時間、誰に対するいつ頃の自分を調べてくださいましたか?

私:「母に対する・・・・・時代の自分を調べていました。お世話になったことは……。して返したことは……。迷惑をかけたことは……。」

面接者:「ありがとうございました。次はお母さんに対する・・・・・時代の自分を調べてください。」

このような面接が1日に7~8回あります。

 

  • 母に対しての内観が一通り調べ終わると父、配偶者、子供、兄弟、祖父母、友達、上司、同僚など身近な人に対する自分を同様の観点から調べます。

 

以上集中内観の説明になります。

私は、母に対する内観を2回、父親に対する内観を1回、嫁さんに対する内観を2回、社員さんそれぞれに対する内観を1回ずつ行ってきました。

今日は内観の説明になりましたが、

来週は集中内観で自分が感じたことや、客観的に見た自分の姿の事を書いていきたいと思います。

興味のある方は、ぜひ一度体験してみたらどうでしょうか?

過去の意外な事実に巡り合えるかもしれませんよ。

 

今日も、最期まで読んでいただきありがとうございました。