Blogしゃちょうのブログ

花芽と小学生

2022.09.29

台風14号が通り過ぎて一安心かと思いきや、台風15号が日本のすぐ近くの
海域で発生し、大雨の被害をもたらしました。富士宮市は、平地と違って
多少は標高が高いので、雨による被害は、あまりありませんが、それにしても
今回の台風は、雨の量が尋常ではありませんでした。

夜から朝方にかけて雷がピカピカゴローンと酷かったです。
正直、台風15号は気圧も1000hPaをちょっと下回ったくらいで、
暴風域を伴っているわけでもなかったので、大したことはないだろうと
思っていました。ところが風はほとんどありませんでしたが、
とにかく雨の凄い事…。
一夜明けてテレビを見ていると静岡市などで、冠水している
様子が映し出されて被害の大きさを伝えていました。
清水区でも、断水になってしまったということで、
清水に住んでいる姉が水を貰いに来ました。
思った以上に今回の台風15号は大きな被害をもたらしていきました。
私も農業を営んでいる一人として、今まで大切に育ててきた作物が被害にあわれていないか
心配になります。

まだまだ不便な生活を強いられている方々が多いと思います。
一日も早い復興を祈ってます。
それとともに、今自分に何が出来るかを考えて行動していこうと思います。

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先週の記事で苺の花芽の検鏡のことについて書きましたが、今日は、その結果を
書きたいと思います。
佐野部長と、藤江君、遠藤君で静岡県東部農林事務所の職員さんの指導のもと、
花芽の検鏡をしてきてもらいました。

結果はご覧のとおりです。

ほぼほぼ未分化でした。
未分化とは何かといいますと、苺の苗がまだ花を咲かせようと
していない状態のことを言います。
このままハウスの中に植えても、花が咲きません。
ここはじ―――っと我慢の時です。
日に日に気温も下がってきてますし、日も短くなってきています。
苺も秋を感じているはずです。
花芽分化の確認は次回に繰り越されましたが、
第二回目を9/30日に行うことが決まっています。
待ち遠しいですが、ここまで来ると、あとは苺の苗任せになります。
頑張ってください。

花芽検鏡の様子をアップしますね。

拡大鏡を除きながら、小さい葉っぱを1枚1枚はがしていきます。
この作業が細かいので、技術が必要になります。

眼鏡を上げたり下げたりレンズとの距離を広げたり、狭めたりしながら、
焦点を合わせます。目が悪く、そろそろ老眼になってきた私は、
この焦点を合わせることですら、大変になってきました。

若手組は手先も器用で、呑み込みも早いようで、
慣れてきたら、手際よく、作業を進めていってくれたようです。
農林事務所の指導員さんからも、手際の良さを褒められ
若手の呑み込みの早さには感心しました。

写真なので、見にくいですが、成長点と書いてあるところが
こんもり盛り上がってくると分化したと言えます。
苺の苗の中心部では、このようにして成長点が葉っぱになったり、
花になったりしていると思うと、植物の神秘性を感じます。

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9月22日には、地元の小学校の3年生の皆さんが、社会科見学で
れっどぱーるへと来てくれました。
苺のハウスを案内し、今の状況を説明しました。
流石3年生だけあって、ハウスの中の設備や、備品に興味を持ち、色んな質問が出てきました。
女性社員さんの山地さんも同行してもらいましたが、
子どもたちから大人気で、色んな質問をされていました。

沢山苺のことについて勉強した後は、皆に、
ご褒美です。(私からのプレゼントではありません。)
苺のスムージーや、フロートを注文いただきました。

 

 

 

みんな美味しかったかな?
お疲れさまでした。
また遊びに来てくださいね。

 

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明日は、第二回目の検鏡があります。
ハウスでは、いつでもすぐ植えられるように植える穴をあけて準備中です。

早く植えられるといいな―――――。

 

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私は、静岡経営塾という経営者が集まる会で、毎月一回の勉強会に参加しています。
経営コンサルタントの杉井保之さんのもと、勉強していることをこの場を借りて、
書かせていただきます。本の感想文であったり、日々の生活の中で、感じたことや、
自分の幸せなどについて、書かせていただきます。
お付き合い宜しくお願いします。

7つの習慣

 

「第二の習慣の感想文」

第二の習慣「目的をもって始める」の説明をしたいと思います。

その前に復習として、

人には皆それぞれの心の色眼鏡(パラダイム)があると知りました。

その心の色眼鏡の色を自覚し、なるべくその色眼鏡をクリアにして、事実を見ていくことが重要だと書かれていました。

第一の習慣の主体性を発揮するでは、起こった出来事を見るときに、人は見る角度、見方を選択することが出来、その事実の捉え方から、主体的に物事を見る重要性があるのだと書かれていました。

 

第二の習慣では、「目的をもって始める」・・要するに、自分のゴールまたは、なりたい自分を決めることの重要性が書かれています。

読み初めてすぐに出てきたことは、葬儀のことでした。その葬儀も、他人ではなく自分の葬儀の時のことを思い描いてみるというものです。

 

皆さんは、自分が死んだときのことを考えたことがありますか?

自分の笑顔の写真の前で、体と顔に白い布をかけられて横たわっています。

その隣では、両親や、妻、夫、子供たちが、泣いています。

そんな光景を想像してみてください。

自分は、声を出すこともできないし、動くこともできません。ただただ愛する人たちの悲しむ姿を見て、

自分の今までやってきたことを思い出すのです。

 

お世話になった方々、愛する家族、沢山の人たちが、自分のために、涙を流してくれています。

そうなった時に、果たして、皆さんはなんて思うでしょうか?

人間は、生身だとよく言いますが、自分が思っていなくても、交通事故や、不慮の事故などで、いつ死んでしまうかわかりません。

この時に、いかに後悔しないでいるにはどうするかを考えて普段からの生活を充実させていく習慣を身に付けなさいと書かれています。

 

私は、この葬儀の疑似体験を杉井さんが指導してくださるCL基礎講座で受けさせていただきました。

葬儀をイメージして、親族代表として嫁の茜が読むだろうスピーチを自分で考え、書きました。

茜は、死んだ私に向かってなんて言葉をかけるだろうか?私と結婚をして幸せだったのだろうか?一緒にどんなことをしたかったのだろうか?一緒に旅行に行ったりしたかったではないか?・・・・・。などと、茜の気持ちを想像して

弔辞を書いていったのですが、相手のことを想像すればするほど、自分の傲慢さが出てきて、申し訳なさで一杯になりました。

 

子供も一緒です。子供の立場になって言葉を考えていくのですが、私は、よい父親だったのか?いつも怒ってばかりいたな。一緒に楽しいことをやりたかったな。イライラして、子供たちに八つ当たりしていたな。

本当は、家族のことを一番愛し、大切に思っていたのに、気付けば、自分のストレスをぶつけ、自分が気に入らなければ怒り、本当は笑顔で穏やかに日々を過ごしたいのに、逆のことをしていたことに気付きました。

気づいたときには、沢山の涙があふれてきました。

旅行にも連れていきたかった、もっと褒めてやればよかった、もっと優しくできたのに。・・・・・・。

 

二度と会うことが出来ないと思うと後悔と、やり残したことが沢山あることに気付きました。

自分の本当に大切なものは何か。

今の生き方でいいのか?

色んなことを考えるきっかけをいただきました。

 

皆さんも、一度、静かな部屋の中で、自分がなくなった時のことを想像して、大事なものを見つけてみてはどうでしょうか?

この第二章にある自分の目的を見つけるにも、自分が大事にしているものは何か?という問いを自分に問いかけ、深堀して、突き詰めていく必要があります。

人が大事にしているもがいくつかあり、本の中で紹介してくれています。

夫・妻中心の考え、家族中心の考え、お金中心の考え、仕事中心の考え、所有物中心の考え、遊び中心の考え、友達・敵中心の考え、宗教組織中心の考え、自己中心の考えなどが書かれています。皆さんも、この中に、自分が重要だと考える中心があるでしょうか?

見つかりましたか?見つけたあなたは、どこかしら、見方に偏りがあるようです。

 

この中のどの中心の考え方も、周りからの影響が大きく、内的な安定がしにくいようです。

そこで、皆さんに見つけていただきたいのが、原則中心ということです。

原則中心とは、コロコロと変わる人や物に頼るようなほかの中心とは違い、深い基礎的な心理であり、全人類共通のものです。人生の生きかたそのものに一貫して、深く、美しく、力強く織り込まれているものであると書かれています。

私はこの第2章を読んでいて、原則は愛ではないかと思いました。

つまり愛情をもってすべてのことに取り組んでいくことが大切だと思ったのです。

愛こそ、昔から変わらない普遍的なものであって、生きていく過程で、愛のある生活を送ることが出来れば幸せになれるのではないかと思います。

相手のことを思って相手を大事にしたり、花や、植物を愛し、動物をかわいがり、命を大事にする。

そんな生き方が出来たらよいと思いませんか?

 

今思うと私は、お金と仕事、家族中心の考えをしていました。

お金のことで喧嘩をする両親を見たり、お金が無くなってお金を借りに来た親戚のおじさんの姿を見たりして、お金が沢山あれば、幸せになれると思い込んで大きくなってきました。両親も、お金は大事だ。お金を大切にするんだと言われ育ち、気付けばお金に対する執着が強くなっていました。

 

お金がなければ家族で揉め事や、喧嘩になると思い、お金を儲けるためには、どうすれば良いかと考えて決めた苺の直売。開店当時は、思うようにいかず、お酒を飲み、暴れる始末でした。家族が楽しく暮らすために仕事をし、お金を稼ごうとしていたのですが、現実は、お金の呪縛にはまり、大切なものを見失い、沢山の人に嫌な思いをさせてきました。

先ほど、本に書かれていた中心のほとんどが、一歩間違えると、思い描いていたものとは、逆の方向に行ってしまう恐れのあるものだと思います。

人が大切にしなければいけないものは、お金やモノ以上の、何かではないでしょうか。

その大切なものが見つかった時には、いろんな出来事が起きても、堂々としていて、凛と生きていけると思います。それが、自分の人生のゴール、目的地ではないでしょうか?

 

私は、杉井さんと出会い幸せとは何かを教えていただいています。教えていただいていますが、ぼんやりとしか見えてこないのが現状です。人を笑顔にしたい、皆とともに生きていきたい。皆が、私と出会って良かったと言ってもらいたい。そんなことは、常に考えています。その延長線上に、私のゴールがあるように思います。

 

是非、皆さんも、いつ自分が死ぬかもしれないと思って自分にとっての本当に大切なものは何か?生きている意味は何か?自分はどうなったら幸せか?人を幸せにしているか?自分の人生をどうして行きたいかをじっくり考えてみるのもいいと思います。

 

ゴールが見つかれば逆算です。

ゴールに向かうために、どうすればいいかを考えるだけです。

 

自分の人生の、舵を切るのは、あなた自身です。

是非、人生のゴールを見つけてください。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。