2025.10.01
このこのブログは日々のれっどぱーるのハウスでの作業や、イベントの様子や、
私の感じたことや、経営について勉強したことなどを毎週木曜日に
アップしています。これからもよろしくお願いします。
皆様からの暖かいコメントもお待ちしてます。
2025.10.2
あっという間に10月になってしまいました。
日も短くなり、季節の変わり目を感じます。
日中でも大分過ごしやすくなりました。
こう涼しくなると喉元過ぎれば熱さ忘れるではありませんが、
暑い暑いと言いていたころの暑さを忘れてきています。
暑かったことは覚えているのですがどのように暑かったかなどは忘れてしまいました。
ハウス周りの田んぼの稲刈もほぼ終わり、
稲が無くなった田んぼが晩秋を知らせてくれています。
私は昔から、田んぼの稲刈りが終わると、何だか切なくなり、
空を感じるようになります。
彼岸花のピークも終え、秋真っただ中ですが、まだまだ今からが紅葉シーズン
になるので、これからの秋をまだまだ楽しみたいです。
秋と言えば、食欲の秋、
さんまに、マツタケ、栗ご飯色々とありますが
秋の味覚も楽しんでいきたいです。
先週、輪島に行ってきてから1週間がたちます。本当に時間のたつのが早いと思う様になりました。
季節の変わり目と言ったら、苺の花芽分化です。
夏から秋にかけての今の時期に、苺の苗が、そろそろ実を成らせる準備をしようかと
今までは葉っぱを作り出していたところが、条件がそろうことで、花を作ろうとします。
これが花芽分化と言うのですが、この花芽分化が、苺の苗の定植の基準となります。
今はまだポット苗で育てているのですが、この花芽分化をすることで、ハウスの高説ベンチに
苗を植えてあげるのです。
花の子供が出来たところで、沢山栄養を取るようにと、ベンチに定植します。
その花芽の分化をしているかしていないかを顕微鏡で調べました。
アルコールに浸した苗のクラウン部の葉っぱを1枚1枚とっていきます。
そうすると一番の成長点が見えてくるのですが、そこが葉っぱなのか、
花なのかを見極めます。
覗くとこんな感じなのですが、老眼の私は、段々とこの作業が辛くなってきました。
鍼の先端で、葉をむしり取っていきます。
こうして見えてきたものがこちらです。
見にくいので青く着色してありますが、真ん中の丸く膨らんだところが
成長点になります。
ここで葉っぱになるのか、花になるのかが来まるのです。
こちらは真ん中の成長点が丸く膨らんできているので、文化初期と判断しました。
今回5本の苗の花芽を見たのですが、5本中1本しか分化していませんでした。
定植はもう少し先へとなります。
次は3日に見ようと思います。
この花芽分化が始まると、ハウス内の景色もどんどん変わってきます。
これからが楽しみです。
沢山の方に喜んでもらえる苺を育てていきますので、
応援よろしくお願いします。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
代表取締役 佐野真史