2025.05.14
このこのブログは日々のれっどぱーるのハウスでの作業や、イベントの様子や、
私の感じたことや、経営について勉強したことなどを毎週木曜日に
アップしています。これからもよろしくお願いします。
皆様からの暖かいコメントもお待ちしてます。
2025.5.15
ゴールデンウィークも終わり、いよいよ苺の季節も終盤になってきました。
毎年苺を育てていて思うのですが、ゴールデンウィークが終わると
苺の季節が終わったかのように、お客様も、スーパーさんからの発注も少なくなります。
ま、苺も12月からの商品なので、そろそろ飽きが来てもおかしくない時だと思います。
という事で、苺の苗の片づけを始めました。
半年間苺を実らせてくれた苗たちに感謝しながらの刈り取りです。
終わってみると半年もアッという間に感じます。
不思議なものですね。
12月の中旬から5月の中旬まで約5か月になります。
今シーズンも沢山のお客様に御来店していただきました。
苺にも、お客様にも感謝しながら刈り取りしていきました。
刈り取った苗は田んぼに集めて腐らせます。
今シーズンの苺は病害虫も少なく、
良い出来栄えだったと思います。
肥料屋さんや、ハウス業者さんから聞く話ですと、
今年は夏の高温の影響で、苺の生育が全体的に不作だったと
聞きました。
そんな中、私達の育ててきた苺は前年を上回り、良い出来でした。
それも苺の生育の状況をよく観察して、手入れをしてきてくれた
社員さんや、パートさんのお陰だと思っています。
今いるベテラン社員さんの佐野部長は、苺を育てて10年になります。
今ではほとんどの管理を引き受けて栽培してくれています。
その次に長く勤務してくれている坪根さんは、8年になり、
虫や、病気の発見が早いです。
そんな二人のお陰で、他の苺屋さんが不作でも私達れっどぱーるは、
昨年同様に良い出来になったのだと思っています。
苺栽培も、年数を重ねればうまく作れるわけではありません。
よく観察し、こまめに手入れをしなければうまくいきません。
私も苺を育てて30年になりますが、やっと最近納得のいく苺栽培が出来るようになってきたと
思っています。
苗を刈り取ったら、また0からのスタートです。
既に来季の親苗の栽培が始まっています。
来期も沢山の皆様に喜んでいただける苺になるように
スタッフ一同力を合わせて取り組んでいこうと思います。
まだ苺の収獲をしています。
予定ですと、5月25日まで苺の販売をする予定です。
あと少しですが、この時期を過ぎると生苺が食べられなくなります。
この機会に最後の生苺をお楽しみください。
5月11日は富士市の中央公園にて
よさこいイベントで有名なあっぱれ富士が開催されました。
当日は天気も良く、沢山のよさこいチームがイベントに参加してくれました。
リズムカルな音楽に、ダイナミックな振り付けと衣装で、
何度見ても飽きないのがよさこいです。
各チームそれぞれのオリジナルなよさこいを披露してくれました。
1チームあたり、1日で4~5回踊るらしく、
午後になると冷たい苺スイーツを買いに来てくださる方が多かったです。
沢山の移動販売車や、テント出店の方々で、大賑わいでした。
この日、れっどぱーるは仕上がったばかりの4号車での出店でした。
苺の赤がとても目立ち、
毎年このよさこいイベントに来ると、寄ってくださる常連のお客様もいて
大変うれしくなりました。
こうしてコツコツ出店してきたからこそ、
「あっ!今年はここに居た。」
と言ってれっどぱーるを見つけてきてくれた方もいました。
イベント出店は売れる時もあれば、売れない時もあります。
売れても売れなくても人様の目に付くところで販売をすることが大事なのだと思います。
以前、販売の先輩から「商売は、飽きたら終わりだ。飽きないでやり続けるから商いっていうんだ。」
と言われたことを思い出しました。
雨が降っても、売れても売れなくても飽きないで出店してきたからこそ
こうしてたくさんあるお店の中かられっどぱーるを探してきてくれるようになったのだと思いました。
また販売へと出かけるのも、私だけではなく、スタッフさん達も出かけます。
同じように売れる時も売れない時も、出かけていきます。
そんなスタッフの支えもあったから今があるのだと思う様になりました。
移動販売を始めて気付くと15年が経ちました。
今のイベントへ出かけて行っても私が知っている人たちはいなくなりました。
それだけ移動販売の業界も入れ替わりが激しいです。
その中でも15年生き残っていることが凄いと思う様になりました。
これもれっどぱーるを愛してくださっているお客様のお陰です。
ありがとうございます。
これから、また移動販売のシーズンになります。
今シーズンも色んなイベントに参加させていただこうと思っています。
何処かのイベントで、真っ赤な移動販売車を見つけたら、ぜひ声をかけてください。
皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
富丘佐野農園株式会社 佐野真史