2025.09.03
このこのブログは日々のれっどぱーるのハウスでの作業や、イベントの様子や、
私の感じたことや、経営について勉強したことなどを毎週木曜日に
アップしています。これからもよろしくお願いします。
皆様からの暖かいコメントもお待ちしてます。
2025.9.4
9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。
ハウスの周りの田んぼではいよいよ稲刈りが始まりました。
田植えを5月にしてから3か月が経過し、8月の下旬に稲刈りとなるわけですが、
早いものですね。ついこの間、田植えをしたばかりだと思っていたので、
あっという間に稲刈りです。
これでは年を取るのもあっという間の訳です。
今週末にはあちこちで稲刈りの風景を楽しめると思います。
しかし、今までの稲刈りは、昼間は暑くても朝晩は涼しかったものです。
今年の稲刈りは暑さの中で、大変だと思います。
稲の出来は解りませんが、新米の流通で米騒動が落ち着いてくれることを願います。
今回の件で、お米のことが見直されて、価格に反映されるようになりましたが、
少しでも高く消費者の方に農産物を買っていただくことで、日本の農業を守っていただければと
思っています。そうでなければ、日本の農業人口は減るばかりで、
将来的に、食料不足になってしまう恐れがあると思います。
農業人口が増えるためにも、経営的に安定させることが必要になってきます。
経営的に安定するという事は、売り上げの確保もあると思います。
儲かる農業ならば、やりたい人が増えると思います。
そんな時代が来るのを待っていますが、それにもタイムリミットがあるように思います。
困ってからでは遅いです。困る前に日本の農業をどうするかを考えていってほしいと思います。
お米のが豊作になることを願っています。
8月下旬で、今まで私と一緒にれっどぱーるを盛り上げてくれた佐野部長が退職することになりました。
今後の人生や、今の年齢を考えたうえで、もう一度自分のやりたいことに挑戦したいという事で、
お話をいただき、大切な存在でしたが、夢に挑戦するという事で、応援させていただくことにしました。
近くの居酒屋さんで、送別会を行いました。
10年と言うと、私も40歳でした。思い返すと色んなことが思い出されて、
「あれもやってきたね。」「こんなことがあったね。」「豊洲にまで販売に行ったね。」
などと、沢山の思い出話で盛り上がりました。
10年と言うのは長いもので会うが、過ぎてしまうとあっという間のように思います。
出会ったころから10年歳を重ねた二人です。今のれっどぱーるがあるのも佐野部長のお陰だと思っています。
段々と昔のメンバーが卒業していってしまう中で、新しいメンバーも
増えてきています。
時代と共に、時間の流れとともに、人の入れ替わりはしょうがない事なのかなと受け入れるようになりました。
今まで、れっどぱーるで働いてくれていたメンバーの顔も浮かんできます。
皆私の人生の1ページの登場人物です。
佐野部長が築いてくれたものを次世代に伝え、笑顔いっぱいのれっどぱーるになるように今後も取り組んでいこうともいます。
別れは寂しいものですが、新たな一歩を踏み出す佐野部長を応援していこうと思います。
私も、この時代の変化の中、大事なものを忘れないで、ゴールに向かって歩んでいこうと思いました。
8月31日に青木区地区防災訓練が行われました。
この日も熱く、体育館に集合したのですが、
体育館の中もハウス並みの暑さで、沢山の方が汗だくになって集合していました。
今回の防災訓練では、
近頃、大雨などによる被害が多発していて、体育館での避難生活を
意識して行われました。
暑い暑いと言っていても災害はいつ起きるかわかりません。
この日の様にとても暑い時に災害が起きるかもしれません。
そうなった時に今回のような訓練が役に立つのだと思いました。
いつもの年でしたら、緊急時の人口呼吸の練習や、炊き出しの訓練や、
無線の通電確認などを行うのですが、今回は体育館などでの避難備品の
説明を受けました。
避難所では、プライベート空間が重要になるようです。
そのためのテント改造したプライベートルームを使用することが多くなってきているようです。
まさか自分たちがここで生活するようになったら嫌だなと思いながら説明を聞いていましたが、
自分達もいつ被害に遭うかわかりません。そういった時に、富士宮市や、自治体でこういったものを
支度してくれていることに有難いなと思いました。
テント式のトイレもありました。実際の現場ではこのトイレが困るようです。
水は使えなくなるので、普段の水洗トイレのような使い方は不可能です。
そんな中でも、少しは快適に使用できるようにと考えられていました。
小学校のグランドに出てみると自衛隊の災害チームの方々が来ていて、
災害時に使用する車や、バイクの展示がしてあり、
テントの中では、昼食用のカレーを自衛隊の方が料理してくれていました。
良く高速道路などでたまに見かける自衛隊車両ですが、
間近で見ると思ったよりも大きかったです。
こちらのけん引タイプの車でカレーを作ってくれていたのですが。
鍋が4つ搭載されていて、災害時には1つの鍋で100人分のカレーが作れるそうです。
合計で、400人分のカレーが支度できるそうです。
テレビなどで見てはいましたが、実際に見ると迫力があり、こうして被災地などで、
自衛隊の方々が頑張ってくれているのだと勉強になりました。
こういう姿を見ると、いざ災害になった時のために沢山の方が訓練をしたり、
装備を揃えてくれている人がいることに有難いなと思いました。
いつ誰が災害に遭うかわからない世の中になってきました。
災害などで、困った状況になった時に、真の人間性が問われると思います。
いざとなった時に、人の役に立てるように普段から立場の弱い人や、高齢の方の役に立つ事を
していこうと思います。
今回の防災訓練を通して、災害への準備の大切さを学びました。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
富丘佐野農園株式会社 佐野真史