Blogしゃちょうのブログ

10年間ありがとうございました!!

2025.05.21

このこのブログは日々のれっどぱーるのハウスでの作業や、イベントの様子や、
私の感じたことや、経営について勉強したことなどを毎週木曜日に
アップしています。これからもよろしくお願いします。

皆様からの暖かいコメントもお待ちしてます。

2025.5.22

今シーズンの苺の販売は5月25日を持ちまして、
終わりとさせていただきます。
12月中旬から約半年間、沢山のお客様に御来店していただきました。
あと数日しかありませんが、17年目の生の苺をお楽しみください。

ゴールデンウィークを過ぎ、日も長くなり、夕方になると
カエルの合唱が聞こえるようになってきました。

ゴールデンウィークごろに植えた苗は、まだまだ小さく、田んぼの土色の方が目立っていましたが、
最近の田んぼでは稲も大きくなり、段々と田んぼの土色の中に、
緑が生えてきました。

田植えをしてから約3週間。
大きくなってきているのが良くわかります。
まだまだ米騒動が続いているようですが、今作のお米で、
おコメ問題が落ち着くといいですね。

今苺を収穫しながら、次の準備をしています。
一足早く苺の苗を片付けたハウスを熱消毒しています。
この熱消毒ですが、日中にハウスを締め切ることで、ハウスの中が高温になり、
ハウスの中の虫や、菌が死滅します。
高温と言っても50度以上が一週間続くと効果があります。

 

栽培ベットには黒マルチを敷きベット内の温度が上がりやすくします。
この地期にキルパーという薬剤も投入するのですが、
この薬剤を投入することによって、培地中の線虫を退治することが出来ます。
今から8年ほど前になりますが、
暖かくなってきた4月上旬から生育不良に襲われたときがあったのですが、
その原因を調べたところ、培地中に肉眼では見えない線虫が発見されました。
肉眼では見えないくらいに小さいのですが、この線虫が大量発生することで、
根っこに害を与えるということが解りました。
その線虫退治に向いている薬を探しているところに、業者さんが持ってい来てくれたのが
キルパーでした。
このキルパーを使うようになってから、線虫の被害はなくなり、
4月になっても順調に育つようになりました。
いろんな経験があって今があるわけですけど、
作物を育てるのは難しいと常々思っています。

こうして来季に向けた準備を徐々に進めています。
苺を収穫しているときは、「半年は長いなー」と思うのですが、
終わってみるとあっという間に感じます。

さー、気持ちを切り替えて来季に向けて今から良質な苗育てに
取り組んでいきます。
暑いハウスの中での苗育ては大変ですが、
今年の夏はどんな夏になるのか今から気になるところです。

 

永年勤続表彰!

5月20日に芝川商工会さんで、総会が行われたのですが、
その総会の前に商工会さんに所属する企業さんの優良社員さんの表彰が行われました。
我が社から、苺の生産部門の部長でもある佐野公洋さんが表彰を受けました。
佐野部長は、今年で勤続10年になり、れっどぱーるの基盤を作ってきてくれた方です。
一言で10年と言っても色んなことがあり、大変だったと思いますが、
良くここまで頑張ってきてくれました。
感謝の一言です。

スーツに着替えた佐野部長はいつもとは違う雰囲気でしたが、
中々年を重ねてくると表彰される機会も減ってきます。
10年の節目の良い思い出になってくれたら嬉しいです。

10年間ありがとうございました‥‥。

 

 

生んでくれてありがとう!!

5月20日は私の50歳の誕生日でした。
私が20代の頃50代の方を見ると立派な人が多かった気がしますが、
気付くと自分も50歳になってしまいたました。

私は周りから見たらどんなふうに見られているのだろうと気になりますが、
見栄を張ってもしょうがないので、ありのままの自分で生きていこうと思っています。
でも見るからに立派には見えていないだろうな…。

以前、知り合いの方から子供の誕生日は母親の誕生日と聞いたことがあります。
それだけ、母親は大変な思いをして子供を産んだのだと教えていただきました。

50歳になった朝、私は母親に「生んでくれてありがとう」と感謝を告げました。
母親も目をうるわせながら、「いろいろあったけどおめでとう」と誕生日を祝ってくれました。
幾つになっても親は親だし、子供は子供ですね。
人は必ず死にます。死に向かって生きているようなものですが、
死ぬと解かっているからこそ、一日一日を愚直に一生懸命に生きていこうと思いました。

夜は家族の皆が私の誕生日を祝ってくれました。

幸せなひと時でした。

 

 

ここから先は、私が参加している経営塾で勉強したことを書かせていただきます。
今日は、昔から大事にされてきた「義理と人情」についての感想文を乗せさせていただきます。

 

 

「義理人情」

最近の犯罪が、私達昭和世代では考えられない事件が多くなってきているように思います。
オレオレ詐欺や、闇バイト、いただき女子や、無差別殺人。
先日では、15歳の少年が80歳のお婆さんを殺してしまたり、車が小学生の列に突っ込み、逃げてしまう事件がありました。また、山中のテントから、女性の死体が見つかり、自殺の手伝いをした男性が捕まったりと、「えっ!!」と思う事件ばかりです。

何でこんな国になってしまったのだろうとおもいます。
私も、別に事件に巻き込まれたりしているわけではないのですが、世の中の雰囲気と言うか、人々が、自分中心になってきていて、自分さえよければいい、自分の得になることばかりを選び、人のことなどどうでもいいというようになってきているのではないかと感じる時があります。
過去には私も自分勝手で、利己的な人間でしたが、人様には迷惑をかけないようにしてきたつもりです。

とにかく、犯罪の質が変わってきたように思います。

その原因として昔から大事にされてきた、義理や、人情、美意識などの感覚が今の人たちに薄くなってきているのが問題ではないかと思います。

してもらったら、お返しをする。お世話になったらその人の役に立つことを考え行動する。助けてもらったら、誰かを助ける。弱い立場の人に寄付や、応援をする・・・。など、人として大切なことが失われつつあるのでは無いかと思います。

コロナが落ち着き、ここ2~3年のうちに、何か(人)が変わってきているように思います。

実際に私の子供たちに「義理・人情」って言葉の意味が解るかと聞いたところ、言葉自体を聞いたことが無いと言っていました。
ネットで意味を調べてみました。

義理…1,物事の正しい筋道。また、人として守るべき正しい道。道理。すじ。

2,社会生活を営む上で、立場上、また道義として、他人に対して努めたり、報いたりしなければならないこと。道義。

 

人情・・・1,人間の自然な心の動き。人間のありのままの情感。

2、人としての情け、他人への思いやり

 

美意識・・・美に関する意識。美しさを受容したり創造したりするときの心の動き

 

と書かれていました。
私も両親に義理人情を大切にした方がいいと言われてきたわけではありませんが、気付くと、人として集団生活をしていく上で義理や、人情は大事なものだと感じていました。

義理・人情とは、人を大事にし、人を思いやり、人として正しいことに取り組むことだと思います。
この、人として当たり前のことが現代社会では希薄となり、相手のことなど構わず自分のしたいことをする人が増えてきているように思います。
物質的には裕福になったが、果たしてこれが日本人が求めていた幸せなのだろうか?考えさせられました。

何が良くて何が悪いのかはわかりませんが、もう一度、自分にとって幸せとは何か?大事なものは何か?という事を見つめ直す必要があると思います。
人が生きていく上で、「三方よし」のような昔から大事にされてきているものがあります。
義理、人情もその一つだと思います。
世の中が変わっても、お互い様の精神で、人を大事にしながら生きていきたいと思いました。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

富丘佐野農園株式会社  佐野真史

 

 

Comments

  • NTT溝口 より:

    お誕生日おめでとうございました!
    お久しぶりです。いちご摘み、いちごシーズンお疲れ様でした。
    次のシーズンに向けて休む間もないかもしれませんが、ご無理のないようにお過ごしください!

    先日、富士の四季彩堂さんのかき氷をいただきました。
    いちごのかき氷、とても美味しかったです!れっどぱーるさんの苺だった気がする、やっぱり美味しい!と思いつついただきました(違っていたらすみません)
    キッチンカーの忙しい季節になりますね。
    またお会いできるのを楽しみにしております。

    • redpearl より:

      溝口さんコメントありがとうございます。
      富士の四季さい堂さんの苺はれっどぱーるの苺ですよ。
      暖かくなってきたので、かき氷を始められたようです。
      あっという間に冬も終わり、もう夏です。
      4号車も完成し、あちこちのイベントにお出かけします。
      またどこかで見かけたら、声をかけてください。

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