Blogしゃちょうのブログ

蜂の秘密!!

2025.11.19

このこのブログは日々のれっどぱーるのハウスでの作業や、イベントの様子や、
私の感じたことや、経営について勉強したことなどを毎週木曜日に
アップしています。これからもよろしくお願いします。

皆様からの暖かいコメントもお待ちしてます。

2025.11.20

11月中旬になり、秋と言うか、冬に近づいてきたようなこの頃です。
朝晩も冷え込みが強まり、日も短くなり、夕方17時頃にはすでに暗くなるようになりました。
朝も6時くらいにやっと明るくなり始め、布団から出るのも億劫なこの頃です。

つい先月の10月はまだまだ暑い暑いと言っていたのに、急に冬が来た感じです。
今、ハウスの仕事としては、冬支度を始めています。

二重カーテンと言って、苺とハウスの外側のフィルムの間に一枚
シートを引くことにより、苺の上に空気の層を作り、寒さを軽減させます。
言い換えると、自宅の部屋の窓のままだと、冬はガラスが冷たくなり、
部屋が冷え込むので、ガラス窓にカーテンをするのと同じ効果があります。
この二重カーテンをすることで、暖房に使う重油の節約にもなります。
温暖な富士市などの地域ではこの二重カーテンを必要としない地域もありますが、
富士の麓の富士宮市では、苺栽培にはこの二重カーテンが必須です。

こうして1枚1枚手作業で張っていきます。

この二重カーテンなのですが、日中は太陽の日を沢山苺たちに
浴びせさせたいので、日中は開けます。
なので、写真中央に見えるパイプが左右に動くのです。
そのため、移動するパイプにもフィルムを固定していきます。

冷たい風が入らないように、なるべく隙間を作らないようにフィルムを固定していきます。
ずーっと手を挙げての作業のため、手が疲れてきます。
が、苺のためにはしょうがありません。
夏から手を掛け続けてきた苺たちに頑張ってもらうためには
色んな作業があります。

このように手を掛け、愛情を注ぐことで、美味しい苺が実ってくれるのです。
今の苺たちの様子がこちらです。

1花めの受粉が終わり、2花め、3花めが咲き始めてきています。

葉っぱに隠れた花もマルハナバチが見つけて交配してくれます。
忙しそうにハウスの中を飛び回っています。

丸くなって交配していますが、実はこの状態は、花の蜜を吸っているところです。
花弁と雌しべの付け根から出てくる蜜を吸っているのです。
ミツバチはこの蜜を巣に持ち帰り、貯めることで、はちみつが採取できます。
しかし、このマルハナバチは蜜を貯めません。
では、なぜ蜜を吸っているのでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それはただ単にマルハナバチの活動源になるからです。
解り易く言えば、マルハナのご飯ですね。
ここで良く見てもらいたいのですが、
マルハナバチの後ろ足に、茶色いものがついているのが見えるでしょうか?
これは何だと思いますか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これは、花粉団子と言って、雄しべから出る花粉です。
蜂たちは、蜜を吸いながら花粉を集めるのですが、何のために花粉を集めるのでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
正解は、蜂の子供である「うじ」に与える為です。
蜂は、大人になると蜜を食べ、子供の時には花粉を食べるのです。
皆さん知っていましたか?
今まで小学生や、中学生、高校生にも蜂の生態について
話してきましたが、このことを知っている子供はいませんでした。
面白いと思いませんか?

私も、苺を育て始めて、ミツバチを飼っている養蜂家の方から教えていただいたのですが、
それまで知りませんでした。
親蜂は子供「うじ」のために花粉をたくさん集めます。
その花粉を集めているときに、花の交配が行われるのです。
凄い世界です。
蜂は調べてみると結構面白いです。
越冬の仕方も蜂の種類によって違います。
興味がある方は調べてみるのもいいと思いますよ。

苺と蜂は切っても切り離せません。
蜂が頑張ってくれるように私達も蜂が働きやすい環境を作っていきます。

親父バンド

16日の日曜日に富士市の中央公園で「奏」と言うイベントが行われました。
この日は朝からとても良い天気で、11月に入ってから久しぶりの
秋の快晴と言ってもいいほどのお天気でした。

沢山のハンドメイドの店舗や、キッチンカーや、テント出店の方などで、
大変盛り上がりました。

私は、社員の室伏君と二人での販売となりました。
天気も良く、すがすがしい青空の下でのイベントとなりました。

お客様も、散歩しながらイベントを楽しみに来られる方も多く、
11月と言っても、冷たい苺のスムージーなどを飼ってくださる方が多かったです。
そんな中、販売をしていると「佐野さん」と声をかけてくれる方がいるではないですか?
見てびっくり、以前一緒に新東名の新清水PAでマルシェに参加していた函南市のトマト農家さんでした。
良く見てさらにびっくり!!なんとギターケースを担いでいるではありませんか!
もしや!

「この後、ステージでバンド演奏するんだ。」
ですって。
もうびっくりです。
年齢は私よりも5つくらい上です。
仲間と来ていて、高校時代からバンドを組んでいて、ずっと趣味で続けてきたようです。
びっくりしましたが、何十年と付き合う仲間と、趣味があることに羨ましくなりました。

そしてステージが始まりました。
楽曲は、昭和世代ドストレートのサザンのオンパレードでした。

こちらのベースギターの方が、トマト農家の白井さんです。
しびれましたね!

楽器演奏をする農家さんに憧れてしましました。
私の趣味って・・・・。

考えてしまいました。
仕事か・・・・。

う・・・・ん。

これを機に何か趣味を作ろうかと思った出来事でした。
白井さん60歳過ぎても、サザンを歌い続けてくださいね!!!

応援しています。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
富丘佐野農園株式会社  佐野真史

 

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