2024.11.21
このブログは日々のれっどぱーるのハウスでの作業や、イベントの様子や、
私の感じたことや、経営について勉強したことなどを毎週木曜日に
アップしています。これからもよろしくお願いします。
2024.11.21
巷ではインフルエンザが流行っているようですが、皆さんお体の調を崩されていませんか?
昨日は朝から冬並みの寒さでしたね。
本来の11月ならこのくらいの寒さなのかもしれませんが、
今までが暖かっただけにこの気温差は体に来ますね。
富士山も冬の富士山になり、真っ白くなりました。
ハウスの中では着々と苺の実が膨らんできています。
マルハナバチも頑張って働いてくれています。
日に日に白い花が増え、蜂が飛び交っています。
そんな中、ハウスの冬支度が始まる前に、一旦ハウスの中を掃除しました。
掃除と言ってもほうきで地道に掃きます。
こうしてハウスの中を綺麗にしておくことで、虫の発生や、病気の発生のリスクが下がります。
お客様に美味しく召し上がっていただくためにも、農薬の使用量は減らしたいですし、
農薬を減らすには、病害虫の予防が大事になります。
予防の第一の方法はハウス内を綺麗にしておくことです。
草を出さない。葉っぱや、つるや、ちょっとしたごみを落としたままにしない。
そうすることによって、カビや、虫が発生しにくくなるのです。
これも、我が社の特徴の一つだと思っています。
そんなにゴミは無さそうに見えて掃除してみると結構のゴミがまとまります。
ハウス内を綺麗にしておくと私達も作業の時に葉っぱや、つるを落とさないように
気を付けるものです。ゴミの集荷場所ではないところが、ある人がゴミを置くことによって
そこにゴミが集まり、いつの間にかゴミの集荷場所になってしまうという話を聞いたことがあります。
人は綺麗な所にはゴミを捨てないようですが、ゴミがあり、散らかっているところには、
ゴミを捨てるようです。ハウスを綺麗にしておくことで、私達自身も衛生面で気を付けるようになり、
綺麗な苺を提供できるようになります。
人の心も、ハウスもきれいに越したことはありませんね。
ハウスもそうですが、自分の心も磨いていこうと思います。
輪島の被災地の炊き出しに行き、私達が育てた苺を召し上がっていただくことで、
笑顔になり、喜んでいただけたことで自分たちの仕事のやりがいを感じることが出来ました。
私達は、日々、お互いに支え、支えられていることを痛感いたしました。
れっどぱーるが16年間こうして営業してこれたのも、沢山の方々に支えていただいたからです。
これからは、私達も、微力ながら、世のため、人のために役に立つことをしていきたいと思います。
今回はご縁をいただき、富士市の児童養護施設に慰問に行ってきました。
この施設はいろんな事情から親御さんと暮らせない子供たちが生活しています。
親御さんがいればイベントに行ったり、遊びに行ったりできますが、
施設で集団生活をしているとなると、中々お出かけも自由にいかないと思います。
私は、ちょっとでも子供たちにイベントに来たつもりになってもらおうと
2号車でスムージーの提供をすることにしました。
ただスムージーを提供するのではなく、販売するときのように、自分が飲みたいスムージーを
選んでもらい、提供することにしました。
販売車が施設に着くと、施設のグランドで遊んでいた子供たちが
珍しいものを見るかのように、はしゃぎ、驚く姿が印象的でした。
提供の準備をしている間中も子供たちの”はしゃぎっぷり”がなんとも愛らしかったです。
そこの施設には3歳から18歳までの子供たち約50人が共同生活をしています。
挨拶をしてスムージーの提供を始めたのですが、みんな どれにしようかと
迷いながら目を輝かせていました。
スムージーを飲んだ子供たちからは
「おいしかったよ。もっとないの?」
と言われるほどで、皆喜んでくれました。
中には、「私、大きくなったら自分で働いてれっどぱーるに行くね。」
と言ってくれた女の子がいました。
その言葉を聞いてとても嬉しくなり胸が熱くなるのを感じました。
ほんの少しの事ですが、その女の子に夢を持ってもらったように思いました。
また、ある男の子は、
「僕、苺が大好きなんだ。一杯苺を食べたいな…。」
と言っていたので、私が、
「それだったら、れっどぱーるで働きなよ。いつでも待ってるよ。」
と言うと、照れくさそうにその場からいなくなってしまいました。
皆どこにでもいる可愛い子供たちでした。
子供の笑顔や、喜ぶ姿はいいものですね。
沢山の笑顔に触れて元気をいただきました。
今後もこういった活動を行い、微力ながら人の役に立てる存在になっていければなと思います。
「支える人が支えられる人」
この言葉の意味をかみしめ、日々の行動に移していこうと思います。
訪問させていただきました養護施設のブログにれっどぱーるの記事が書かれていたので、
こちらも合わせて見てみてください。どんな施設かも紹介されています。
http://fuyoukai.org
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
富丘佐野農園株式会社 佐野真史