Blogしゃちょうのブログ

一気に冬!

2023.10.12

2023.10.12

10月に入ったら急に寒くなったような気がしますが、皆さん体調を崩されてはいませんか?
先週末は稲取に販売に行きましたが、その時は、夏かと思うくらいに暑かったですが、週が明けて
10月3日くらいから急に気温が下がり、秋を飛び越して冬が来たのではないかと思うくらいです。
富士山も初冠雪を記録しましたね。

これだけ冷え込むと苺の苗も急いで花芽を付けると思います。
それに合わせて、私達も急いで定植です。
植えるとなったら早く植えてしまうのが苺の苗にとっても良く、
休みの社員さんも休みを変えてもらい総出で苺の定植をしました。
みんなが頑張ってくれたおかげで、10月6日にはポット苗の定植が
無事に終わり、ハウスの中が見渡す限り緑になりました。

この写真は、ゴールまであと少しのところまで来た時の写真です。
社員さんも店長も会長も皆一列になって苺の苗を植えていきました。
きっと皆「沢山苺をならせてくれよ。」と苺の苗に話しかけながら植えてくれたと思います。
これで苺たちも肥料を沢山吸って大きく育ってくれると思います。
この定植が終わると私自身もスイッチがはいいたようで、なんだかそわそわしてしまいます。
この後、大体1か月後の11月10日ころから苺の花が咲いてくれると思います。
今からハウスの中に白い花が咲く光景を思い描くとワクワクしてきます。
皆さんご期待くださいね。

緑になったハウスは見事です。

視察

苺の定植も終盤の頃、東京の杉並区の生産者の皆様がれっどぱーるに視察に
来てくださいました。私は東京と言ったらビルがいっぱいあるイメージなので、
農業を営んでいる方がいるとは思いませんでした。
東京の大都会でもまだまだ農業をしている方がいるのですね。
でもこちらとは違い、作ったものがすぐに売れるイメージがあります。
人の所は良く見えるものなのでしょうね。
「隣の芝は青く見える」とはこのことなのでしょうね。

皆さんは、露地野菜の生産者さんが多く、私達のようにハウスで作物を育てる
施設栽培の方は2人くらいしかいませんでしたので、ハウスでの苺の高説の苺栽培を
あまり見たことがないようで、興味深く苺の観察をしていました。
お話を聞いていると、悩みはどこの地域でも同じような悩みで、後継者不足と
耕作放棄地の問題を抱えているという事でした。
また、ハクビシンや、タヌキによる被害も多いらしく、やっと収穫できる大きさになった
野菜を食べてしまい、年々被害が多くなってきているという事でした。

中には空き家に住み着いてしまったハクビシンや、タヌキがいるらしく、
駆除に手を焼いているという事でした。
この話を聞いて、都会も田舎も悩みは一緒なんだと思い、
どこの地域でも農業を続けて行くということは大変なことだと感じました。

都会暮らしの方たちなので、田舎の私達とは違うかな。なんて思っていましたが、
話をしてみると皆さん良い方ばかりで、抱えている悩みに共通点はありますし、
皆さんと話をさせてもらったことで、私もこの地でもっともっと頑張っていこうと思う様になりました。

最後に皆さんと一緒に写真を撮らせていただきました。
青空の綺麗な日でした。
こうした人との出会いからエネルギーをいただくこともあるのだなと思いました。
私の話で参考になったことがあったかどうかは解りませんが、
わざわざ遠くから来ていただけたことに頭が下がります。
皆さんありがとうございました。
またどこかでお会いするのを楽しみにしています。

 

 

イベント報告

10月の3連休。
各地でイベントが行われました。
写真を見ながら紹介させていただきます。

まづは、10月7日に行われた富士市のかりがね祭りです。
この日は天気も良く、イベント日和でした。
このイベントは富士市のかりがね地区のお祭りで、
イベントというよりも、地区のお祭りでした。
過去に一度出店したことがあり、その時も大行列になったので、
今回もきっと忙しくなるだろうと思い、3人体制で挑みました。
このお祭りのメインは夕方のタイマツ投げや、夜の花火がメインで
昼間は、広い広場でちょっとした催し物があったりで、沢山の方が
遊びに来られました。

写真はこの写真のみで、後は忙しさのため写真を取れませんでした。
3人で挑みましたが、3人でフル回転で、イベントが終わった時には、
支度した商材がほぼほぼ売り切れ状態でした。
このお祭にはS部長と、Tさん、F君の3人で販売に行っていただきましたが、
皆さんやり切った様子で会社に戻ってきました。
富士市は人口が富士宮市の2倍以上ある街なので、地区のお祭でも
規模が違うとみんな口をそろえて話していました。
朝早くから夜遅くまでお疲れさまでした。

次に10月8日に富士市の鷹岡市で行われた鷹岡まつりの様子を
ご案内します。

こちらのお祭も富士市の鷹岡地区の地区のお祭りになります。
場所は富士市にある静岡県中央自動車学校の練習コースにて行われました。

朝のうちは曇り空でしたが、時間が経つにつれて暗くなっていき、
お昼前には雨が降ってきてしまいました。

約90店舗が出店という規模で、これが地区のお祭か?
と思うほどの規模でした。

小雨の中地域のお神輿を担ぎ、雨を感じさせない迫力でした。
このお祭りは以前から沢山の人が来る大きなお祭だよ。と噂で
聞いていましたが、噂通り、雨でも沢山のお客様が
お祭りを楽しまれていました。
急に肌寒くなって苺の冷たいデザートは寒いかなと思いましたが、
思っていた以上に買っていただけて嬉しかったです。

ステージイベントでは太鼓や、お菓子まきや、生バンドなどが行われて、
会場を盛り上げてくれました。
その中で、ダンスをしている人を見ていたら…。
何と見たことがある方が笑顔でダンスをしていました。

以前れっどぱーるで働いてくれていたMさんがいました。
Mさんは、れっどぱーるで働きながら、自分の好きなダンスを練習していました。
ダンサーになる夢を持っていましたが、当時ダンサーになるのは難しく
迷っていました。
苺を育てながら自分自身とも何回も何回も向き合ったことだと思います。
結果、自分の夢を求めてれっどぱーるを辞めてダンスの道で頑張っていくことを
決めたのでした。
私自身もたまにMさんは今何をしているかな?と思う時もありましたが、
頑張り屋さんなので、きっと自分の夢を追い求めて頑張っているのだと思って
いつか何かのご縁で会えることを願っていました。

それが鷹岡まつりでした。
Mさんを見たときはとてもびっくりしましたが、とびっきりの笑顔で
仲間の皆さんとダンスをしている姿を見て嬉しくなりました。
夢を掴んだ人の笑顔は素晴らしかったです。
その姿を見て、ウルウルしてきたのは言うまでもありません。
れっどぱーるを辞めてから10年ぶりの再会でしたが、
自分の夢を諦めずに頑張り続けたMさんに、諦めなければ夢はかなうことを
教えてもらった気がしました。

DREAMS COME TRUE ですね。

最近、沢山の人とのご縁をいただきます。
それも良いご縁ばかりです。


歳を取り、自分の体力や気力にある限界を感じ始めています。
自分の力(自力)の限界が見えてきたからこそ他人の力(他力)
の有難さが分かるようになってきたのかもしれません。
見てくださいこの皆さんの笑顔。なんか楽しそうですよね。

杉井師匠の言葉に
「自力有限、他力無限」
という言葉を教えていただいています。
人様の支えを有難く受け入れながら、日々を過ごしていこうと思います。
そして数少ない人とのご縁を大切にしていきます。

「与える人が 与えられる」
先ずは与えることから始めていきます。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

富丘佐野農園株式会社 佐野真史

 

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