Blogしゃちょうのブログ

忘年会

2022.12.22

2022.12.22

今年も残すところ後10日になってしまいました。
各地で大雪というニュースが連日放送されていますね。
ここ静岡県は、温暖な気候と言われているだけあって、雪はめったに降りません。
住みやすいところだと思います。
12月20日からいよいよ苺の販売を始めました。
お店の開店前からたくさんのお客様がお待ちくださり、とてもありがたいです。


しかしながら、まだまだ収獲が始まったばかりで思うように苺が赤くなりません。
このところの寒さの影響もあり、色づきが遅くなっているように思います。
朝からお待ちくださったお客さまには申し訳ありませんが、お渡しできないことの方が
多くなってしまっています。大変申し訳ありません。
苺たちも、ハウスの中で着々と赤くなってきていますが、全体量がまだまだ増えてこないのが
現状です。ご了承いただきたいです。
これから徐々に数量が増えてくるので、それまでお待ちいただけると有難いです。
こうしてたくさんの皆様に可愛がっていただきながらここまで来たのだなと
つくづくお客様には、感謝しています。
農作物を生産する第一次産業に携わる私達にとって、
皆様が私たちの苺を待ってくださっているということが苺を育てるエネルギーになっています。
ご期待にこたえられるように一生懸命に努力していきますので、今シーズンもよろしくお願いします。

今日の「でかほっぺ」です。
うっすらと赤く色づいてきました。
こうして徐々に赤くなっていきます。
大変申し訳ありませんが、数量が増えるまでもうしばらくお待ちください。
この「でかほっぺ」も、真っ赤くなるまでには、あと一週間はかかります。
首を長くして待っているのですが、中々赤くならないものです。
私たちもとても待ち遠しいです。
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忘年会

生苺の販売が始まる前日の19日にれっどぱーるの忘年会を行いました。
これから始まる怒涛の半年に向けて忘年会と兼ねて出発式を行いました。
先ずは私の挨拶です。
暑いハウスの中で、半年間。
苺の花が咲き、真っ赤い苺がぶら下がるのを夢に見て暑さに耐えて頑張ってきてくれたことに
感謝しました。また、販売のスタッフさんは、いろんな場所のイベントに出かけたり、
雨の中でも販売をしてくれたり、決して楽ではない車での移動販売を笑顔で行ってきてくれました。
本当に、社員の皆さんには感謝をしています。ありがとうございます!

私の挨拶も終わり、会長の挨拶で乾杯です。
「かんぱーーーーい!」

その後は、食事タイム。
お鍋を用意していただき、体も温まりました。
3時間飲み放題。
この日のためにアルコールを1週間我慢してきたので、
気合を入れ過ぎて、少しペースが速くなってしまいました。

社員さんとの写真撮影です。

もちろん席順は、くじ引きで決め、みんなシャッフルで、
先輩、後輩関係なく食事をしました。

お酒はいいですね。
皆を笑顔にしてくれます。
今はね…。

F君は、次の日が休みということもあり、ぐんぐん飲んでいます。
勧めると飲んでくれます。
楽しくなり、私も、絶好調です。

E君、Sさんもこの表情です。
みんないい仲間たちです。

写真からも、楽しい雰囲気が伝わっていると思います。

みんな美味しい料理を食べ、お酒や、ドリンクをいただいていたところでしたが、
さあ!余興?の始まりです。
ジャーンジャ  ジャー―――ン!

酔っ払いサンタの登場です。

トナカイに乗っています。
ネットで探しました。(笑)
Yさんも喜んでくれています。(たぶん・・・・。)
盛り上がったところで
ビンゴゲーーーム!

楽しいビンゴゲームには、有能なアシスタントが必要です。
ジャンジャ   ジャー―――ン!


販売で頑張ってくれているSさんが立候補してくれました。
ついにSさんも着ぐるみデビューをしてしまいましたが、
一緒に盛り上げてくれました。

次に、酔っ払いサンタのじゃんけん大会!!!

私のぽっけっとマネーからお気持ちでちょっと早いお年玉です。

私の余興はやれやれこれで終わりかと思ったところに、
S部長登場
なんと、15周年の記念に、社員の皆からのメッセージボードとお花をいただきました。

もうだめです。
涙腺が異常をきたしました。
涙がボロボロ出てきました。
色んなことがあったけど今までやってきて良かったと思った瞬間でした。
近年にないくらい私にとって衝撃的な嬉しい贈り物でした。

 

 

良い仲間と出会えてとても幸せな気持ちになりました。
今まで皆を支えてきたと思っていましたが、
良く考えると、皆に支えられて今があるのだなと思いました。
出会いがあれば別れがあると言います。
それが生きていくことだと思いますが、今こうして出会えた仲間を
大切にしてこれから頑張っていこうと思いました。
笑いあり、涙あり、感動ありの今年の忘年会でしたが、
この記憶は、一生忘れたくないです。
人との出会いって、本当にありがたいものですね。

最後に席について、サンタの帽子をYさんに取ってもらい、
サンタの役目も終わりです。

なんと、帽子の下には、ちょんまげおやじ。
1度で2度おいしい作戦成功でした。
ちょっとみんな引いちゃったかな?
でも楽しい忘年会でした。

最後にサービスショット!!!

中々お茶目なTさんでした。

このメンバーで今シーズン頑張っていきます。
お付き合い宜しくお願いします。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
来週アップするときは、29日ですね。
一年があっという間に感じます。
皆さんも、年末に向けてお体を大切にして、良い年を迎えられるように
準備をしていってください。

これが私の宝物です。
皆ありがとう!

 

 

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私は、静岡経営塾という経営者が集まる会で、毎月一回の勉強会に参加しています。
経営コンサルタントの杉井保之さんのもと、勉強していることをこの場を借りて、
書かせていただきます。本の感想文であったり、日々の生活の中で、感じたことや、
自分の幸せなどについて、書かせていただきます。
お付き合い宜しくお願いします。

 

「少年白虎隊を読んで」

私は、歴史が苦手で新選組や、白虎隊のことは聞いたことがある程度で、いつの時代にどんなことをしたのか、全く知りませんでした。課題は、二冊の本を読んでみて、生き方や、美意識に触れた感想文を書くというもので、私は、白虎隊のことについて書かせていただきます。

先ず、私は、自分に縁のなさそうな美意識という言葉の意味を調べてみました。

美意識とは、美に関する意識。美しさを創造・受容する心の動き。また、何をもって美しいかを決める基準や考え。とありました。

「何をもって美しいかを決める基準や考え。」

そのことと、白虎隊の少年たちを重ね合わせた時に、私が美しいなと思ったことが、自分の命を捨ててでも、愛するものを守るという事でした。

 

白虎隊と言っても15~16歳の少年たちの集まりで、15~16歳と言ったら、今は、中学生です。その中学生ぐらいの少年たちが、軍事奉行のところに「建議書」をもっていき、自分たちも戦(いくさ)に参戦し戦う思いを伝えたときは、胸が熱くなりました。

 

私だったらどうだろうか?

まだまだ純粋な年ごろだけに、あのような行動ができたのだろうか?

私は大切なもののために、命を捨てることが出来るのだろうか?

仲間を信じ、命を懸けることが出来るだろうか?

そのことを深く考えたときに、私は、生きたいし、命は欲しい。と自分のことばかりを考えている自分が見えました。やはり、私はまだまだ自分のことばかりを考える人間なのだと思いました。

 

少年たちは、純粋に、仲間を愛し、故郷を愛し、親を愛していた。

その愛したものを守るために自分の命を捨てる覚悟で戦に挑んでいった。

この、自分の命を捨ててまでも愛するものを守るという行動・純粋な思いを考えれば考えるほど、胸が締め付けられ、今の自分に、その覚悟があるのかどうなのかを突き付けられました。

今の自分は、大切なものを命がけで守っているのか?

守り続ける覚悟はあるのか?

少年たちに問いかけられているように思った。

 

また、戦に出かけるときの親の感情には、なんともいえないほどの愛と切なさがありました。

口では、

「白虎隊員として恥ずかしい行為はするんじゃないよ。はたすべきことは、きちんと果たすんだよ。

しっかり殿をお守りするんだよ。」

と言ってはいるものの、心の中では、

「だけど・・・。もしも無事で帰れるものなら・・・・。死ぬんじゃないよ。」

母親の中には、自分の帯を解いて我が子のために袴を作った方もいた。

それは、帯地なら水をはじいて濡れずに済むだろうという、我が子を思う母心からだった。

子供を励まし、元気に送り出そうとする思いと、愛した子供を無くしたくない本心との間で揺れ動く場面が印象的であり、親の気持ちになり泣きました。

 

戦に参加して初めての銃撃戦の時に手も足も出なかった時のショックは、私がお店を始めたときに味わった、理想と現実のギャップのようで、今まで自分が持っていた自信が、音を立てて崩れていった時と似ているように思った。自分の力では、どうすることもできない、ただただ逃げるのが精いっぱい。困って困って途方に暮れた時のことを思い出しました。

その後、仲間のけがや、別れなどを味わいながら、お互いに信頼し合い、仲間割れなどすることなく、助け合いながら過ごしてく様子は、武士としての教育を受けてきたからなのか、武士としてのプライドなのか、ただただ感心するばかりだった。

 

やっとの思いで飯森山まで逃げ切り、そこから見た炎に包まれた、お城や、城下町を見たときの心境は、どんなものだったのだろうと思うと涙が止まりません。

自分たちの無力感、母・父への思い、郷土がなくなっていく寂しさ、自分の傷口の痛み、敗北感など…。

私には想像もできないものだったと思う。

そんな色んな思いを抱えて仲間で決めた「自刃」(じじん)自殺。

何も死ななくてもいいのにと思いますが、それが15,16歳の少年たちの美意識だったのでしょうか?

それもいさぎよく。

死を直面したときの、昔の思い出や、遠くから聞こえてくる父上、母上の声。

子供の気持ちも、親の気持ちもわかる年になり、涙が止まりません。

少年たちが覚悟を決め、死んでいく場面。辛いの一言で、涙で文字もにじんで読みにくかった。

 

(死ぬことはいきること)

(生きるために死ぬのだ)

 

(死んで新しい明日を開く)

(新しい世に生きるのだ)

正直私にはこの言葉の意味が良くわからないし、解りたくなかった。

しかし、少年たちは、この思いを胸に次々と自身の身体に刀を突きさしていった。

中には、お互いに切り合い、命の終わりを迎えた少年もいた。

 

もっと生きたかっただろうな。

親は帰りを待っているだろうな。

子供の死んだ姿を見たら、私はどうなるのだろう。

今の時代に生まれて良かったと思ってしまった自分がいた。

そう考えること自体、自分が醜(みにく)く思えた。

 

私はこの少年たちの自分の命を懸けてまで、一途に信念を貫き、愛するものを守るために最期を迎える生き様こそが、美しいと思った。

 

私はこの白虎隊の物語を知りませんでした。過去にこんなことがあったことを、学ばないで生きてきたことが恥ずかしく思います。

過去の先人の命のもとに今があるということを考えると、私は、もっともっと真剣に毎日を過ごし、生きていかなければ、失礼だと思いました。

 

毎日を死ぬほどの覚悟で生きているか?

親や家族、社員さんや仲間、お世話してくれた人たちを大切にしているか?

命を掛けるほど真剣に仕事に取り組んでいるだろうか?

生きていくことを考えさせられました。

 

今の私の命や、生活は、過去の沢山の人たちの犠牲のもとに成り立っていることを再認識しました。

日々、感謝の気持ちを忘れずに、一生懸命過ごしていこう。

この本も、経営塾に参加していなかったら読むことのなかった本です。このような本を読む機会をいただき

ありがとうございました。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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