Blogしゃちょうのブログ

三寒四温!!

2025.03.05

このこのブログは日々のれっどぱーるのハウスでの作業や、イベントの様子や、
私の感じたことや、経営について勉強したことなどを毎週木曜日に
アップしています。これからもよろしくお願いします。
2025.3.6

 

2月最後の週でもあった先週は気温が急上昇して一気に春真っただ中だと思ったのですが、
週が変わって月曜日には、再び寒波が日本列島を覆い、気温は急降下し、
一気に真冬になってしまいましたが、自然界ではすでに春がすぐそこまで来ています。

納品の途中にふと道路わきを見ると梅の花が綺麗に咲いていて、
思わず車を止めて写真を撮りました。
今まで何もなかった枝に、白い花が咲くと「木」全体が華やかになり、
冬景色から、春景色に変わっていきます。

私は、冬から春になるこの季節がとても好きです。
冬はどうしても寒くて、活動しにくいイメージがありますが、
その寒くて凍えそうなイメージから、梅の花が咲くころになると、
野草たちも芽を出し始め、あたりの風景にいろんな色が登場してきます。
梅の花も白い梅の花や、ピンクの梅の花があります。
青い空に白や、ピンクの花の色が加わります。
この自然界の様々な色たちが春の訪れを知らせてくれているようで、とても大好きなのです。

この季節のことを亡くなった祖母は3寒4温で3日間寒くても4日間暖かな日が続いて、
それが交互に訪れてやがて春が来るんだよと教えてくれました。

まさしく先週から今週にかけて目まぐるしく気温の変化がありました。
この気温の変化に体調がおかしくなりそうですが、私達よりも気温や、天候に敏感なのが
苺たちです。
先週までは温かい気温に後押しされて、苺がどんどん赤くなり、
収穫量も一気に増えてきました。

赤い苺がぶら下がっているのが解るでしょうか?
天気も良く、気温も上がったために、食味も一気に良くなったように思います。
苺も生きていて、日々状況は変わります。
天気の時、雨の時、曇りの時、
それぞれの時で色付きから、大きくなるスピードまでその時その時で変わります。
気温が上がり、天気になると一気に色付きは早まりますし、
逆に寒くなると、色づきが鈍くなります。
苺を栽培していて、つくづく、農業は自然が相手なのだなと感じ、私達人間の
力の小ささをたたきつけられます。
私達は自然の大いなる力を借りて苺を作らせていただいているのだと
思う様になってきました。
今回の岩手県での山火事ではありませんが、時に自然は人間の力ではどうにもならないようなことが
起きます。それだけ自然のエネルギーは偉大なものだと思います。
私達人間は、自然に生かされているんだという事を再度認める必要があるように思います。
この豊かな自然を後世に伝えていくのも私たちの役目だと思います。
今後も、技術の発展を通して自然に優しい農業に取り組んでいこうと思います。

一気に寒くなった影響がこの後に出てくるように思いますが、
今までの経験を活かして、苺に負担のかからないように栽培していこうと思います。

卒業式

3月1日と言えば私たちの時代から卒業式です。
去年の9月かられっどぱーるでアルバイトとして働いてくれている
S君が高校卒業を迎えたので、現場の皆と一緒にS君の卒業をお祝いしました。
高校卒業と言えば人生でも大きな節目です。
お花をプレゼントして、皆で卒業をお祝いしました。

S君は定時制高校を卒業したのですが、定時制高校と言えば、
昼間はアルバイトや、仕事をして、夜に学校に通って勉強をする高校です。
私は全日制の高校を卒業したので、定時制高校については詳しくありませんが、
単純に考えただけでも、16~19歳の青年が昼間働いて、その疲れた体で
夜学校へ行き勉強するなんて凄い事だと思います。
更に定時制高校は夜の短い間に勉強するので、
卒業までに4年かかります。
4年間も仕事をしながら、夜勉強して卒業を迎えることは本当に凄い事だと思います。
頭が下がります。
S君卒業おめでとう!!!

サプライズでツナ子さんからもプレゼントがありました。
S君は不器用な面もありますが、人懐っこくて憎めないところがあります。
4年間働きながら、学校に通った根性は大したものだと思います。
これからの人生でもこのことは大きな自分の宝になると思います。

これから色んなことがあると思いますが、色んなことがあるのが人生だと思います。
社会人として、自分の至らなさを認めて、謙虚で素直な人間性を身に付け、
人に可愛がられる存在になっていってほしいと思いました。

被り物!!

最近、苺の帽子がトレンドかもしれません。
前回のブログでも紹介しましたが、苺好きのワンちゃんが
ニットの手編みの苺の帽子をかぶってきてくれました。

先週の土曜日にはお父さんに抱っこされた男の子が
苺の帽子をかぶって来店してくれました。

こちらの男の子なのですが、とても愛嬌が良く、
私が「写真撮ってもいいかな?」と聞いたところ
この表情をしてくれました。
とっても苺が好きなようで、その後もケラケラ笑って
とてもかわいい子でした。

こういった出会いも直売所だから味わえることだと思います。
今では野菜や、農産物の自動販売機もありますが、私はこのような人と人と
の触れ合いや、出会いを大事にしたくて直売所を始めました。
生産者の顔が見え、食べてくださるお客様と触れ合える。
こんなに良い事はないとおもいます。

私達はこの笑顔のために、暑い日も寒い日も苺の栽培に取り組んでいます。
私達のご褒美はお客様の笑顔です。
沢山の方々にれっどぱーるの苺を召し上がって笑顔になってもらえたら嬉しいです。

あっという間に3月になりました。
3月と言えば、苺シーズンのちょうど折り返し時期です。
前半戦はあっという間でしたが、後半戦も皆さんに喜んでもらえるように
いろんな企画を考えながら走り切りたいと思います。

追伸、1度配り終えたスクラッチカードなのですが、皆様にもまだまだ楽しんでもらいたいと
思い、スクラッチカードの配布を再開することにしました。
大人になってもくじは楽しいものです。当選商品を増やしましたので
まだまだ苺のシーズンをれっどぱーるでお楽しみください。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
富丘佐野農園株式会社  佐野真史

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